脳ドック受けてみたら閉所恐怖症が出た

脳のMRI検査はこれまで手のしびれや耳鳴りで計3回受けている。

脳底動脈が変な経路になっているとか軽い脳梗塞が見つかっている。

しびれがあるので今後も病気として定期的に脳のMRIを受ける予定でいた。

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保険適用なので約1/3になる。

しかし症状ありきでMRI受けていると健康診断のように動脈硬化がどの程度かとか小さな脳梗塞の進み具合を教えてくれる医師は少ない。

これまでMRIは脳、胸、腹部と10回以上検査しているが気が利いた医師だと他の症状も診て教えてくれるが大抵の医師は想定していた病巣がなければ問題なしで終わってしまう。

以前腹部MRIで腹部大動脈にプラークがあるのを見つけてくれたのも尿管結石で総合病院で撮ったものをホームドクターにMRIのデータを持ち込んで診てもらったから。

専門外や病巣と無関係な事象は診ないのが普通。

なので一度まともに脳ドックを受けることにした。

MRI/MRA検査と頸動脈エコーがセットになっているシンプルな脳ドックコースにした。

このコースは2万〜3万円が相場になる。

MRIは脳の断面画像を作り脳梗塞や脳腫瘍を見つけるのに適している。

MRAは脳血管のみを映し出して動脈瘤など血管の問題を見つけるのに適している。

脳ドックの数をこなしていそうで安めの病院を選ぶ。

予約した時間に病院へ行ってみると小綺麗で儲かっている歯医者を少し大きくしたクリニックといえばイメージが出来るだろうか。

受付の女性は綺麗どころを取り揃えている。

これまた儲かっている歯医者の歯科衛生士さんのようだ。

金儲け優先のようで若干不安になったが看護師はしっかりしていたので安心した。

まずは頸動脈エコーから。

受けるのは初になる。

ベッドに仰向けに寝て顎を天井に上げる感じで首にローションのようなものを塗られて右と左の頸動脈をエコーされる。

ベッド上方を見ているので機械に何が映っていたかは分からなかったが5分程度で終わった。

続いてMRI/MRAはベッドに仰向けにになり頭を固定されて筒状の機械の中に入っていくのだがここでマズいことがわかる。

これまで受けてきたMRIは総合病院ばかりなので最新型だった。

頭は固定されてヘッドホンをつけて入っていたがここのMRIは顔に仰々しいマスクのようなものを装着するタイプ。

ヘッドホンもない。

更にマスクと肩の間を埋めるクッションのような物で固定される。

これがかなり鬱陶しい。

準備ができて円筒の機械に入り間も無く呼吸が苦しくなってきた。

実は軽い閉所恐怖症を持っているのだ。

若い頃は閉所恐怖症など全くなかったのだが歳を取ってからMRIの狭いところが少し危ない。

それでもこれまでは顔の周りにはヘッドホンがあるだけで負担も少なくなんとか受けることができて何か症状が出たわけではない。

しかし旧式のせいかマスクが圧迫感を増しているようでヘッドホンもなく音も大きく入った途端息苦しくなった。

看護師さんにお願いして一度出て呼吸を整える。

しばらく落ち着かせていると看護師さんが肩に入れていたパッドを外してくれた。

少し圧迫感が減る。

ここでやめても費用は取られるので目を瞑り30分耐えた。

途中数回呼吸が危ない感じがしたがなんとか終わった。

落ち着いて考えれば同じようなモデルでMRIを受けたのは相当昔だ。

おそらく総合病院からのお下がりのMRI使って脳ドックをやっていると思われる。

病院の規模からMRIが置いてあることが不思議だった。

脳ドックとしての検査能力が最新と比べて劣っていることはないだろうが閉所恐怖症は出来る限り最新のMRIを持っている総合病院で受診した方がいい。

特に顔の前を覆うようなマスクをするタイプはヤバいので事前に聞いてみるといい。

会計で結果はどれくらいで出るか確認したところ2週間で郵送されるようだ。

また結果はそのうちレポートしよう。


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