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老後、住まいはどうする?持ち家と賃貸、徹底比較

# 持ち家と賃貸、どっちがお得?将来を見据えた賢い選択とは

賃貸暮らしの方、持ち家購入を検討中の方、どちらが良いか迷っていませんか? この記事では、持ち家と賃貸のメリット・デメリットを比較し、将来を見据えた賢い選択を支援します。

## 持ち家と賃貸、それぞれのメリット・デメリット

持ち家と賃貸、どちらが良いかは、ライフスタイルや経済状況、将来計画によって異なります。まずはそれぞれのメリット・デメリットを整理してみましょう。

**持ち家**

* **メリット:** 将来の資産となる、自分の好きなようにリフォームできる、安定した住まいを確保できる。
* **デメリット:** 高額な初期費用が必要、ローン返済の負担が続く、修繕費用がかかる。

**賃貸**

* **メリット:** 初期費用が低い、修繕の手間が少ない、引っ越しが容易。
* **デメリット:** 家賃の支払いが必要、自分の好きなようにリフォームできない、将来の資産にならない。

## 私の経験から考える持ち家購入のメリット

私は11年前に築10年のマンションを1500万円で購入し、昨年ローンを完済しました。頭金500万円、残りを10年で返済しました。同程度の賃貸マンションの家賃は月11万円程度。10年間の賃貸費用は1320万円ですが、私のローン返済総額(頭金含む)は1680万円でした。差額は340万円ですが、完済後1年間住んでいるので、実質230万円の差です。現在もマンションを保有しており、売却すれば1300万円以上の価値があります。ローン完済後は毎月11万円の節約になり、結果的に月1.7万円程度の「家賃」で済んでいます。

## 持ち家購入のリスクと考慮すべき点

しかし、持ち家購入にはリスクも伴います。特に、長期的な視点での検討が重要です。

例えば、50歳から35年ローンを組むと完済は2052年。少子高齢化問題が深刻化する2040年を大きく超えます。2040年時点でも借入残高が30%以上残っている可能性があり、不動産価格の下落リスクも考慮する必要があります。東京オリンピック以降、不動産市場が下降線を辿る可能性も高く、2040年には売却しても借入残高を完済できない可能性も否定できません。

一方、ローン返済期間が23年以内であれば、2040年までに完済できる計画を立てられます。リスクは低くなりますが、それでも少子高齢化や物価上昇といった不確定要素は考慮すべきです。

## 結論:将来設計と経済状況を踏まえた判断を

持ち家か賃貸か、どちらが良いかは一概に言えません。自身の経済状況、ライフプラン、リスク許容度などを総合的に判断することが重要です。 この記事が、皆様の賢い選択の一助となれば幸いです。

[参考記事へのリンク:http://s.news.mynavi.jp/news/2016/09/28/581/]

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