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高齢者のギャンブル未経験が危険な理由とカジノ法案の進展状況

統合型リゾート(IR)整備推進法案(カジノ法案)が衆院で可決された。これによりギャンブル依存症の増加が懸念される。特にパチンコやパチスロのような娯楽として設計された機械は、フラッシュやパトランプといった演出で心理的依存を引き起こす仕組みだ。私がかつてパチスロにハマっていた経験を振り返ると、ボーナス当たった時の視覚的刺激とドーパミン分泌が快楽形成につながり、回し続ける悪循環に陥っていた。

1.5号機のペガサスやトロピカーナなど複数のシリーズを体験した経験から、依存者ほど演出への反応が過剰になる傾向がある。専門家との開発関与で設計された現代のパチスロ機は、違法薬並みに中毒性が高いと感じた。私は当時持病による身体的不快感を理由に徐々に脱出したが、症状が消えたとしても再ハマりリスクは残る。

競馬やオートなど他のギャンブルとの違いは、「没入型」と「冷静な投資」の二面性だ。私の場合、レースを見ないで結果だけ確認する習慣ができていたため依存を回避できた。しかし人によっては視覚的刺激に過敏な人もいる。カジノ導入後はこれまでギャンブル経験がない層から新たな依存者が生まれる可能性がある。

特に国営施設なら高級感で客層が変わることもあり、ドーパミン分泌やすい未経験者にリスクが集中する。私の例でもパチンコ屋で3千万以上を失った体験から分かる通り、長期的見極めは必要だ。結論として「勝てないゲームには近づかない」ことが老後の資産保護の基本となる。

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