胃の痛みが続いたのでネットで調べてみると、年間2000件以上の検査実績がある県内有数の胃腸内科を見つけました。予約を取って1ヶ月半ほど待った末、ようやく胃カメラ検査を受けられることになりました。
以前受けた口からの胃カメラは5年前のことでしたが、今回は鼻から行う方法に変更しました。風邪が回復中だったため通常の検診では3ヶ月待ちになると言われましたが、特別な許可を得てスムーズに実施できました。
検査前日の絶食後、医師と以下のような手順で進めました:
1.鼻から吸入器を数分間使用し通気性を確保
2.麻酔液注入後にカメラを飲み込み
3.安定剤注射後、約25分の検査が完了
主な発見としては:
– 食道に良性ポリープ発見(病理検査実施)
– ピロリ菌陰性で胃内壁のヒダ状変化を確認
– 軽度の逆流性食道炎とストレス性胃炎の診断
医師からは「年齢相応に健康な胃」と評価され、特に以下の点が明確になりました:
– 十二指腸潰瘍の治癒痕(過去の疾患)
– 噯門部に軽微な不整形成
– 広範囲の軽度炎症
検査後は1時間安静を保ち、その後診断結果を確認しました。特に心配されていた胃壁の状態については「この年齢にしては良好」と専門家の判断が得られ、大きな安心感を得ました。
今後の予定として:
– 8ヶ月後に再検査
– 大腸カメラ検査の早期実施推奨
– ペットスキャンなど追加検査への言及
医師との会話を通じて、胃腸専門医だからこそ「病名をはぐらかさない」姿勢が患者に安心感を与えることを学びました。特に過去のストレス要因による胃炎について、積極的な対応が重要だと感じたところです。
検査後には昼食で消化の良いものを摂取し、看護師のアドバイス通り無事帰宅しました。今後の定期健診を受けることで、健康維持への意識がさらに高まった一歩となりました。