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退職後の生活費計画のため家計簿アプリ導入を決めた。
レシート読み込み機能付きアプリを探していると、ブログ記事で3年前に「家計簿レシーピ」というアプリが精度良好と紹介されていた。Android端末(具体的にはXiaomi Redmi Note4)で使用開始したが、実際の読み取り精度は不満足だった。
そこで代替として家計簿Zaimをインストールしテストしたところ、明らかに精度向上が確認された。
時代差による情報変化のため当時のデータでは仕方ない。現時点での性能比較のため、iPhone6とAndroid端末で4種類のレシート読み込みアプリを検証することにした。
■目次
1. 家計簿アプリ
2. 使用レシート
3. 読み取り精度結果
4. 評価
家計簿アプリ
採用したアプリは4つ:
- 家計簿レシーピ!レシート撮影&節約提案型支出管理
- 家計簿Zaim
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- ReceReco
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テスト用レシート
封筒を台紙に糊で貼り付けた実験用のレシート10枚
・スーパー(食品)
・ユニクロ(衣類)
・病院内売店(医療品)
・ほっともっと(外食)
・海鮮料理屋ランチ(飲食)
・ジョーシン(電子部品)
・ガソリンスタンド(燃料)
・電動アシスト自転車店(交通機器)
・ドラッグストア(日用品)
・パソコンショップ(家電)
精度判定基準
◎:品名・価格完全一致
△:価格のみ正確、品名修正要
×:金額不正解(小数点誤差含む)
アプリ比較結果
レシピ以外の3アプリは店舗情報ほぼ完全抽出
マネーフォワードがユニクロカタカナ商品名不一致(例:「トートバッグ」→「TOTE BAG」)
8件目自転車価格を全アプリで誤認識(正解19,200円→全3アプリで18,000円~20,000円幅)
レシピの弱点:
・電話番号は正確(8件で全数抽出)
・店舗名がほぼ認識不可
・撮影環境に依存しない(iOS/Android共通結果)
特徴的レシートケース:
– 内税含み表示(7,926円→商品登録)
– 支払価格変動(11,000円→10円)
※実際の支払い金額は11,000円でシステム誤認識
総合評価
家計簿アプリ選択基準:
1. 読み取り精度(レシピ除外)
2. CSV/Excelエクスポート機能
3. ユーザビリティ
4. 分析方法の多様性
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