退職後に直下型地震でパニックになったら、勤めていた会社の災害対策資源は使えません。
規模の大きい企業に在籍していると事務所に備蓄品や防災ヘルメット、被害情報が集まりますが、友人も身寄りもない無職の場合は公共電波しか頼れず、備蓄は自分で用意しなければならないのです。
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## 冬に地震が起きたら危険を感じる理由
– 薄着で寝ている:地震直後に外へ出ると、怪我をする前に寒さで凍死する恐れがあります。
– そのため枕元に普段着を置いておくなどの対策をしています。
日常生活で「注射中」「髭剃り中」や「シャンプー中」に地震が来たらどうしようと考えてしまうこともあります。
不安はあるものの、心配事にムラがあり、仕事の懸念はない状態で「もし今地震が起きたら」と自問自答する自分自身に戸惑いを感じることがあります。
退職後に災害が発生した場合、頼れるのは自分だけです。
そこで防災袋を準備万端にしておく必要があります。
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## 防災袋の基本構成
10年前から「自宅入り口」と「車のトランク」にほぼ同じ内容で用意しています。以下が中身の一覧です。
– リュックサック
– 手回し充電ライト兼ラジオ
– 電池式LEDライト
– レインコート
– 防災保温シート × 2枚
– 太陽電池モジュール USBタイプ
– 食料:乾パン、鯖缶、さんま缶
– 飲料水
– ティッシュ・トイレットペーパー少量
– 着替え(下着とセーター)
– ロープ
– ホイッスル
– タオル
– マスク 5枚
– カイロ 3枚
– 単三電池 12本
– 携帯電話用 USB充電コネクタ
– 持病の薬(1ヶ月分)
写真では見えにくいものもありますが、基本的にはこのような構成です。
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## 中身をチェックするポイント
| 項目 | 目的 | 備考 |
|——|——|——|
| 食料 | 期限切れ前に交換 | 最初は6日分だったが、2日分に減らしました。 |
| ライト・ラジオ | 電池がなくても使用可能 | 手回し充電式で忘れずに備える。 |
| ホイッスル | 自身の位置を知らせる | 緊急時に活用可。 |
| 防寒対策 | 寒さ対策 | 保温シート、レインコート、セーター、カイロをリュックサックで管理。毛布はスペースが足りないため除外。 |
| 太陽電池 | スマホ充電の補助 | 期待値は低いが、他人の携帯なら充電可能かもしれない。 |
| 持病薬 | 命に関わる薬を確保 | 医師から予備薬を出してもらえないので、自分で1ヶ月分を用意。 |
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## 追加アイテム:常夜灯の役割
– 普段は足元を照らす常夜灯として使用。
– 地震で電力が途絶えた際にバッテリーで稼働し、暗闇の中でリュックサックを探す手助けになります。
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## まとめ
– 無職でも備える:自分だけが頼りになる状況だからこそ、防災袋は必須。
– 定期的に点検・更新:食料の期限切れや電池交換を忘れずに。
– 防寒対策を優先:冬季は特に寒さが危険要因です。
これらを守ることで、退職後でも災害時に自分自身と家族を守れるようになります。