## 退職後の貯蓄と支出シミュレーション
### 1. 前提条件
– 退職予定日:2017年4月末
– 失業保険受給前提
– 退職金計算:税引後で、割増率が高いケースと低いケースの2パターンを想定
– マンションリフォーム費用:180万円(貸し出す場合)
### 2. 収支一覧
| 項目 | 金額 (円) |
|——|———–|
| 貯蓄 | 5,700 |
| 確定拠出年金 | 700 |
| 失業保険 | 100 |
| 退職金(パターン1) | 2,466 |
| 退職金(パターン2) | 2,741 |
#### 2017 年の支出(前年年収 1120 万円)
– 月額支出 129,700 円 × 8 ヶ月 = 104 万円
– 住民税:61,100 円
– 国民年金:16,900 円
– 健康保険:51,700 円
合計: 129,700 円
#### 2018 年の支出(前年年収 373 万円)
– 月額支出 55,450 円 × 12 ヶ月 = 66.5 万円
– 住民税:20,366 円
– 国民年金:16,900 円
– 健康保険:18,184 円
合計: 55,450 円
#### 退職後の一時支出
– リフォーム費用:180 万円
– 合計: 351 万円(104 + 66.5 + 180)
### 3. 退職後貯蓄想定
| パターン | 計算式 | 結果 (円) |
|———-|——–|———–|
| パターン1 | 5,700 + 2,466 + 100 – 351 | 7,915 |
| パターン2 | 5,700 + 2,741 + 100 – 351 | 8,190 |
> *マンションをリフォームして貸し出すか売却するかは、相場とリフォーム費用を考慮に入れて判断してください。*
### 4. 重要ポイント
– 割増率が高い場合の退職金を選ぶべき
希望退職ではタイミングが難しいため、早めに辞める方がリスク低減につながります。
– 小さなずれでも計画は崩れる
85 万円の不足は1%程度ですが、積み重ねで大きくなる可能性があります。
– 夏のボーナスを活用
満額受給で100万円以上増えると、8000万貯蓄に到達しやすいです。
– 住民税・健康保険料は年収に応じて上昇
6月以降の年収が600万円近くになると、それらも増加します。
– リフォーム費用を抑える戦略
– 退職後1年目に生活費を削減し、245万円で生活すればリフォーム資金を確保可能
– 初年度の家賃収入をリフォームに回す方法も検討
### 5. 失業保険と精神的負担
– ハローワークへの通院や面接は精神的に辛い場合があります。
– 100万円分の失業手当を目指すより、退職金で資金確保し、リフォーム費用に充てる方が実効性があります。
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#### 参考リンク
– 健康保険料 計算
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