2011年から薬局でロキソニンが販売されるようになって以来、私はバファリンやノーシンを使うのをやめて、鎮痛剤はすべてロキソニンに切り替えました。
– 歯痛でも頭痛でも打撲でも、ロキソニンが第一選択です。
最初は市販薬として始めたものの、次第に処方箋でロキソニンをもらうようになりました。医師から別の痛み止めを指示されたときでも、ロキソニンに変更してもらうよう頼むことが多くありました。
### 医師による併用薬
– ムコスタ錠:ロキソニンの副作用(胃腸への刺激)を抑えるため、医者によっては併用して処方します。
– ただし、泌尿器専門医であるLOHでは「ロキソニンのみ」を指示されるケースが多く、自然とムコスタなしで服用するようになりました。
現在、処方箋のロキソニンを40〜50錠持っていないと不安になるほどです。しかし、連続服用した翌週に胃に激痛が走るケースもあり、病院へ行くことが頻繁になりました。そこで胃カメラ検査を受け、副作用として「胃腸の痛み」だけでなく「腸閉塞」のリスクも確認しました。家族が腸閉塞で亡くなった経験から、ロキソニン使用に対する不安は増しています。
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## 6年間常用した結果…鎮痛剤を変える時期です
現在主流の鎮痛剤は次のように分類されます。
| 分類 | 主な薬剤 |
|——|———-|
| プロピオン酸系 | ロキソニン、ナロンエース |
| メフェナム酸系 | ボルタレン(処方) |
| アセトアミノフェン系 | カロナール(処方) |
| サリチル酸系 | バッファリン |
| イブプロフェン系 | イブ |
### 効果の強さ(主観的順序)
1. ボルタレン
2. ロキソニン
3. カロナール
4. バッファリン、イブ、ノーシン
### 胃腸への負担(主観的順序)
– ボルタレン > ロキソニン > 他の薬 > カロナール
カロナールは胃腸への負担が最も少ないですが、処方箋専用です。市販薬でアセトアミノフェン単剤を探すと「タイレノールA」や「ラックル」があります。
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## 市販薬の成分表記(AAC/ACE)
– AAC:
– A = アセトアミノフェン
– A = アスピリン
– C = カフェイン
– ACE:
– A = アセトアミノフェン
– C = エテンザミド(アスピリンの代替)
– E = エステル化コーヒー因子(カフェイン)
ACE処方薬(例:ノーシン、新セデス、ナロン錠)は複数成分を含むため、胃腸への負担はカロナールより高くなる可能性があります。
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## 私の新しい選択肢:タイレノールA
2000年頃から販売されている「タイレノールA」を初めて購入しました。
– 空腹時に飲める優しさと効果の速さがロキソニンを意識しているようです。
– ただ、私は空腹時にロキソニンを多量に服用していたため、胃への負担は大きかったと感じています。
タイレノールAはカロナールと同じ成分でありながら、胃に優しいという点が強調されるマーケティングが期待できそうです。今後は医師にも「ロキソニンからカロナールへ変更してほしい」と相談し、副作用を減らす方向で治療方針を変えていきたいと考えています。
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## 緊急時の対策
– 尿道結石などの重症時には、冷蔵庫に保管している「ボルタレン座薬」を使用し、病院へ直行します。
– 鎮痛力はロキソニンより低いものの、副作用リスクが大幅に減ります。
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> まとめ
> 6年間ロキソニンを常用した結果、胃腸への負担や副作用のリスクが高まったと実感しています。今後はカロナール(アセトアミノフェン系)へ切り替え、副作用を最小限に抑えるよう努めます。また、緊急時にはボルタレン座薬など別の鎮痛剤を活用することで安全性を確保します。