今日は帰国の日。
到着は翌日なので飛行機泊になる。
同行者が搭乗手続きに不備を起こしているため、早めに空港へ向かう必要があります。
15時までに空港に到着し、チェックインを済ませる予定です。
昨日はすっからかんになってしまったのでデビットカードで現金を引き出し、お土産の軍資金を確保しました。
最終日に新しい場所へ行くリスクを避け、二日目に訪れたナショナルスタジアム駅近辺のMBKセンターでショッピングを楽しむことにしました。
開店前なので、MBKの一階にあるマクドナルドで朝食を取ります。
マクドナルドは1階に2店舗あり、駅側は閉まっていたため、真ん中あたりスターバックス横の店舗を利用しました。
MBK駅をはさんで反対側にもマクドナルドがあります。
Google マップでは別の場所を指していましたが、少しまっすぐ歩けば見つかります。
10時に開店するまで時間を潰すためMBKへ入ります。
ここを出るとスワンナプーム国際空港へ直行しますが、今回の旅行は思ったよりも回れませんでした。
同行者が歩くのに苦労せず、タクシーをあまり使わなかったことや自分のお腹の調子が悪かったこともありますが、外の暑さが最大の理由です。
リバークルーズに行けなかったのは心残りでした。
1階のスーパーマーケットを巡り、3階の服飾売店でTシャツを購入し、薬局でヤードムを買いました。
ヤードムとは鼻で嗅ぐハッカ油みたいなものです。
日本のいくつかのブログではタイで流行っていると書いてありますが、一週間の滞在で使っている人を見たことはありませんでした。
もう廃れたのでしょうか。
でも試してみたかったので見つけてよかったです。
そしてMBKのフードコートへ行きます。
ターミナル21よりキャパはありそうですが、全体的に値段が高く、高級店ぽい雰囲気です。
あんかけ揚げ焼きそばのようなものは最初は美味しかったが、途中で飽きてしまいました。
その後フードコートで「ストロベリーバニラソーダ」という豪華な飲み物を頼みました。
中身はかき氷のシロップのソーダ割りでした。
デザートではカットパイナップルを食べ、安くてお手軽で美味しい南国ならではの楽しさを感じました。
フードコートを出たらスワンナプーム国際空港へ移動します。
BTSのナショナルスタジアム駅からサイアム駅へ乗り換え、パヤタイ駅でエアポートリンクに乗って空港駅まで行きます。
ほんの一週間前に使ったエアポートリンクのコイン型切符が懐かしく感じました。
30分の乗車で、タイのSIMが使えるうちに旅行前にDアニメでダウンロードした動画を日本のVPN経由でライセンス認証しました。
これで一週間前にダウンロードした動画でも再び観られます。
忘れてはならないのが、Amazon Prime Dayが始まっているのでFIRE TV STICKの購入です。
旧型を持っていますがサクサクになって3500円で買えるので逃してはいけません。
出発3時間前にベトナム航空のカウンターに到着しましたが、チェックインは2時間前でした。
1時間ほど時間を潰しながらチケットを受け取りました。
同行者の不備は出国カードを紛失したことです。ベトナム航空のカウンターでブランクをもらい記入して、出国審査では特に引っかかることはありませんでした。
ググると紛失届けを警察に提出するよう書かれていたのでビビって早めに行きましたが、予定通り帰る場合は何も言われません。
ネットに書いてあることは100%信じてはいけません。
そして念願の空港ラウンジを探します。
プライオリティカードをまだ一回も使っていないので、今年の1万円の年会費が無駄になるかもしれません。
ベトナム航空出発のFゲートにはなかったようですが、隣のG2ゲートにあるミラクルラウンジ(CIP LOUNGE)に入ってみました。
どちらかといえば小さいラウンジです。
お酒、ビール、スープ、ジュース、パン、ケーキ、焼き飯、カレー、サンドウィッチなど一通り揃っています。
まず緑のギャバジュース、ビールはシンハーを取りました。
待ち時間がまだ2時間あったので、スワンナプーム空港でどれだけラウンジに入れるか挑戦したかったのですが、連日の歩きで足が棒になっていたためやめました。
このミラクルはバンコクを頻繁に訪れる場合には利用する可能性があります。
ギャバジュースはおいしかったです。焼き飯とマフィンはイマイチでした。
メジャーなラウンジではないので人が少なく、過ごしやすかったかもしれません。
ただ意外に日本人が多く、ガツガツ食べていたのは自分と欧米人くらいです(笑)。
残念だったのはソファや普通の席に電源・USBポートがなく、PCデスクのみ設置されている点です。日本ではカードラウンジでも電源付きのものがあります。
バンコク離れてハノイのトランスファーでまたセキュリティチェックを受けました。
靴は毎回脱がせ、X線検査を行います。ベルトはオールプラスチックと宣言すると取り外されませんでした。
バンコクでは人を立たせてX線でスキャンするセキュリティチェックも国柄のように感じました。
トランスファー待ち3時間、入って約9時間でバンコクから中部国際空港へ戻りました。
5泊7日でバンコク・パタヤ・アユタヤを巡り、航空券、宿泊費、オプションツアー、射撃場、食費その他を含めて総額12万円の旅行でした。
予定より少しかかり過ぎたので、節約が必要です。
日本に戻ってきて感じたのはセキュリティ意識の違いです。
ハンドバッグを開けっ放しにして何が入っているかわかる状態で後ろに抱えている女性や、開けやすいバックパック背負った学生トートバックの中身が上から丸見えで寝ているおばさんが当たり前のようにいます。
冗談ですが、タイのスリを日本に入国させるブローカーでもしたら「おお、黄金の国ジパング!」と大喜びするでしょう。
総括すると、微笑みの国というほどみんなニコニコしているわけではありませんが、総じて日本より親切な人が多かったです。
食事は全般的にまずいものはなく、日本と比べても味の競争が激しいと感じました。
ローカル店でも十分美味しく、香辛料やパクチーを好む方には特におすすめです。
飲み物事情については水道水が飲めないためストレスですが、ペットボトルの価格は日本の半値から3分の1で買えます。
スターバックス以外にも小洒落た現地の喫茶店では同じくらいかかり、マクドナルドも高級店と比べて同程度です。
スマホやガジェットは高めで、服飾も300円のTシャツがあっても中心は750円前後。ジーンズは3,4000円前後で、日本のGUと同じくらいです。
タイのユニクロは日本と同じ物価なので、高級店扱いかもしれません。
観光地ではタイ人と外国人価格が別になっており、どこに行くにも余計に金が掛かります。
バンコクで豪華な生活を送るなら今より費用は変わらないでしょう。
治安は爆弾テロが起きているようなので平和ボケした日本ほどではありませんが、街中を歩いているだけでも大丈夫でした。
バンコクの気候は暑さは地元と変わらず、ホテルから外に出るだけでメガネが結露するほど湿度が高いです。年間通してあまり湿度の変化はないようですが、乾季に期待しても難しいかもしれません。
身体障害者への扱いや路上生活者の多さ、日本より貧富の差が強い点も印象的でした。
それでも蒸し暑さ以外はとても気に入った国です。