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退職金の源泉徴収票が届いたら生活費予算を見直す手順

退職して1か月弱、予定より早く退職一時金の源泉徴収票が届きました。
振込は月末になるため、まだお金は入っていません。

会社によりますが、退職日から約1か月後に支給されるケースが多いです。
定期預金を利用する場合、1年満期の定期預金と振込日を起点にした期間で計算方法が異なるため、3か月回しを選ぶ際は慎重に判断してください。

源泉徴収票が届いたことで正確な支給額が分かりました。
加算金は1円単位まで把握していましたが、確定給付企業年金(DB)はあくまで予想でした。
分離課税後の総受取額は2,624万円で、想定より約140万円多かったです。

また、年金定期便の支給想定は年間178万円です。
先にセミリタイアした方から「実際の受け取り額はかなり低い」と聞き、驚きました。
コメントでは、年金定期便は定年まで加入している前提で計算されていると指摘されています。

– 50歳未満:これまでの加入実績をもとに支払額を算出
– 50歳以上:60歳まで同じ条件で加入継続した場合の想定

このため、私の過去の年金定期便の受取額は現実に近いと言えます。
安心しました。

## 退職金・資産を合わせたライフプラン再計算

初めてブログを書き始めた頃は、以下の3つが不確定要素でした。

1. 退職時期
2. 退職金額
3. 寿命

今回、寿命だけを変数にして計算し直しました。

### 寿命シナリオ
– 80歳
– 85歳
– 90歳

※持病のLOH症候群が寿命を縮めるという論文もあるため、平均寿命(男性約80歳)までで十分と考えています。
また、遺伝子検査でテロメア長が普通だったことから、家系が長寿なら貯蓄に力を入れるべきです。

### 収支の前提
– 年金開始:70歳(5年遅らせる)
– 資産:貯蓄6,330万円、退職金2,620万円、確定拠出年金700万円
– 支出:来年度までの住民税・健康保険・国民年金等 – 153万円(2017年所得税還元を含む)

### 年間生活費
| 寿命 | 年間生活費 |
|——|————|
| 80歳 | 3,750,000円 |
| 85歳 | 3,470,000円 |
| 90歳 | 3,260,000円 |

年間310万円で計画しているため、物価上昇を除けば90歳まで経済的に余裕があります。

## 半移住の検討

日本と海外の複数拠点を用意したいと考えています。
初期案は「夏は札幌、冬はバンコクかクアラルンプール」。
実際に旅行してみると、以下のような課題が浮上しました。

| 拠点 | コメント |
|——|———-|
| 札幌 | 旅行で居心地が悪い。 |
| バンコク | 雨季は蒸し暑く、移住に対する期待値が下がる。 |
| クアラルンプール | 湿度が高く、バンコクよりも快適とは限らない。 |

### 代替案:マレーシア
– 英語が通じやすい
– 蒸し暑さはバンコクほどではない

ただし、家族の強硬な反対に直面するケースもあります。

## 将来設計のまとめ

1. 資産と年金を合わせて生活費を再計算 → 90歳まで310万円で十分
2. 半移住先は現実的に選択 → 日本拠点(仙台・福岡)も検討
3. 職場との関係性
– 退職後、元気な同僚がいると会社からの再雇用オファーがある場合があります。
– 1年以上休眠していると条件は厳しくなるため、早めに行動することを検討。

半年ほど旅行や調査をしつつ、不労所得が確保できればセミリタイヤ継続、見つからなければ再就職も選択肢に入れます。
将来的には4–5年働き貯蓄を増やし、90歳時点で450万円の生活費を実現することも視野に入れています。

Categories: 無職生活
おーら:

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