海外旅行で「食事」を失敗しないためのメモ術
これまで旅行では、Web で集めた情報をテキストにまとめて Google マップ をガイドブック代わりにしてきました。現地で SIM が入手できれば、観光はほぼ完結しますが、食事だけは別問題です。
国内と海外の飲食事情の違い
国内旅行では店の雰囲気や立地からある程度味を推測できます。逆に海外では「馬鹿舌」文化も存在し、雰囲気だけで繁盛している店が多くあります。また、調味料や食材自体が日本人の舌に合わないことも。
ニューヨークでロブスター専門店を訪れたとき、味付けに驚いた経験があります。さらに、ナンプラーなど濃度が高い料理は口に合わず、旅のテンションを下げてしまうケースも。
食事情報の事前調査が鍵
海外では「好きな店」を見つける保証はありません。まずは ネットで口コミ・写真を徹底的にリサーチ し、Google マップのお気に入りに登録しておくと安心です。
メモアプリで情報を一元管理
Simplenote(iOS版 / Android版)は iOS・Android でメモを共有でき、タブレットやスマホでいつでも確認可能です。
簡単に使える理由
- テキスト・画像を同時入力できる
- Google マップのリンクも貼れる
- 複数デバイスで同期される
旅行前に「食事情報」をSimplenote にまとめておけば、現地でもスマホ一つで確認できます。
ペナンでの実践例:屋台情報をスクラップする方法
ペナンでは多くのブログが屋台写真と料理写真を掲載しています。Google マップのお気に入りに「ガーニードライブ」や「ニューワールドパーク」といった大まかな場所名を登録しても、実際に訪れたい屋台は数十点に分散します。
そこで試したのが Evernote です。テキストと画像をカード化して整理できるので、複数人で情報共有もスムーズ。
Evernote のメリットとデメリット
- Windows・iOS・Android に対応し、同期が簡単(ただし無料版は 60MB/月の制限)
- 画像サイズを自動調整してくれるので見やすい
- 有料プラン(年間 3,100円)にアップグレードする必要がある場合も
無料版で制限に直面したため、Microsoft OneNote に乗り換えました。OneNote は Windows10 の標準アプリで、iOS・Android 版もあり、データは OneDrive に保存されます。
Evernote → OneNote への移行手順
- OneNote Importer をダウンロードし、Evernote と OneNote にログイン。
- 一括でノートを移行。画像サイズの調整は手動で行うと見やすくなります。
まとめ:旅行前に準備するべきポイント
- 食事情報を網羅的にリサーチし、Google マップのお気に入りへ登録。
- Simplenote / OneNote でメモを作成。テキスト・画像・リンクをまとめておくと現地でも即アクセス可。
- 複数人で旅行する場合は ノート共有機能 を活用し、リアルタイムで情報更新。
これらの準備を行えば、海外旅行中に「まずい食事」で旅が台無しになるリスクを大幅に減らせます。ぜひ試してみてください!