大杉漣さんのドラマ出演歴を振り返る
長い俳優生活を歩んでこられた大杉漪(だいすぎ らい)さん。最初に彼女が登場したドラマは、『ひとつ屋根の下』の刑事役だったと思います。
その後も数多くの作品に出演しました。代表作としては以下があります。
- カバチタレ
- ロング・ラブレター
- さよなら小津先生
- ランチの女王
- ビギナー
- 神はサイコロを振らない
これらの作品では、重要な役どころではなくとも彼女の演技が光っていました。
初期の代表作:『マイ・ボス マイ・ヒーロー』
2006年に放送されたドラマ 『マイ・ボス マイ・ヒーロー』で、長瀬演じる主演の味方を務めるヤクザの番頭役を演じました。ここが大杉さんの記憶に残る初期作品です。
印象的だった作品:『ゲゲゲの女房』
2010年放送の 『ゲゲゲの女房』で、松下奈緒が演じた布美枝の頑固なおやじ役を担当しました。以下のシーンは特に印象的です。
- 娘と婿(村井=向井理)との暮らしぶりを知るため、上京してくる場面
- 貸本屋のおばさん(松坂慶子)に相談し、サービス券で客を集めてサイン会を開催する場面
- 父親が激怒し、布美枝が「一生懸命働くべき」と反論するシーン
- 青年太一(死にそうな顔)が登場し、漫画家としての腕を認める瞬間
- 別れ際に「頑固なおやじが娘の成長を知り涙をこらえる」シーン
特に最後のシーンは、父親が子どもの成長を見て感動し、夕日とともに帰る場面。大杉さんの演技力で物語に深みが増しました。
俳優としての魅力
大杉漪さんは「どんな脚本でも彼女が出演するだけでドラマが生まれる」ほど、観客を惹きつける存在でした。数々の作品で見せてくれた演技は、今も多くのファンに愛されています。
最後に
大杉漪さんの早逝は本当に残念です。彼女が生み出した数々の名作を、これからも観続けていきたいと思います。謹んでご冥福をお祈りいたします。
View Comments (2)
みんな北野映画のことばっかしでしたので溜飲が下がる思いです。
シン・ゴジラの総理もよかったです。
日日薬さんコメントありがとうございます。
たけしは好きなんですが彼の作品は苦手なんですよね。
シン・ゴジラの総理も総理らしく凛としていながら
少しとぼけた感じがよかったですね。
それをパロった山田孝之とのプレステのCMも大好きでした。