今年の冬は寒波と電気代の驚き
今年の冬、メディアでは大寒波が話題になりました。しかし、実際にグラフで見ると2月の平均気温はそれほど低くありませんでした。
出典:AccuWeather
日々の冷え込みと高騰する電気代
5〜10日は寒さが続きましたが、最高気温が平均を上回る日も多くありました。ところが、電気代は想定外に大幅に増加しました。
2017年は年間6000〜8000円で安定していました。去年の2月は7150円でしたが、今年は12234円と増加しました。
1月に大寒波が襲った時も10,000円を超えませんでした。しかし、1月はタイ旅行で自宅にいなかったため参考になりません。家にいたら2月と同程度の電気代になる可能性があります。
生活環境の変化が電気代差を生む
去年は働いていたため平日昼間は外出していましたが、今年は無職で家にいる時間が増えました。この違いが5,000円以上の差につながったと考えられます。
冬の朝1時間はガスファンヒーターを使用しますが、基本的にはエアコンで暖房・冷房を賄っています。退職後(2017年6月)から家にいる時間が増えており、その分電気代も上昇しています。
夏季と冬季の電力消費差
夏季(5〜6月・7〜9月)は電気代の差はほぼありませんでした。しかし、冬季の暖房使用で大きな差が出ることは想像しにくいです。
去年はエアコンを止めて寝たため腰痛が悪化しました。今回は厚着で過ごし、エアコンを常時稼働させました。
エアコンの効率と節約効果
エアコンはヒートポンプ方式で経済的です。他の暖房器具に替えてもコストは下がりません。古い機種から最新機種へ交換した場合、APF(年間消費電力効率)が5.0〜4.9から7.8まで上昇し、約40%節約できます。
例:
– 11畳用エアコン(AFP 7.6): 日立 ステンレス・クリーン 白くまくん RAS-X40G2
– 6畳用エアコン(AFP 6.6): 富士通ゼネラル Wシリーズ AS-W22F
合計で約17万円の投資ですが、冷暖房費を30%削減できると仮定すると年間約10,158円の節約になります。回収期間は約17年です。
年間電気代シミュレーション
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
想定 | 12000 | 12234 | 10000 | 7000 | 5500 | 5000 | 6751 | 7112 | 6264 | 5226 | 7974 | 8800 |
年間合計 | 基本料除 | 冷暖房費用 |
93861 | 83757 | 33861 |
4月以降は昨年の費用をベースに調整し、1〜3月は2月の電気代から算出しました。年間冷暖房費用は33,861円で、想定よりも低く抑えられました。
30%節約すると10,158円になりますが、初期投資17万円を考えると回収期間は約17年です。したがって、現状のエアコンを使い続ける方針で進めます。
— 以上、今年冬の寒波と電気代に関する実情と節約検討結果でした。 —
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こんばんは。
小生もアーリーリタイア(といっても定年5年前)計画中のおじさんです。
仕事がら将来資金計画などを試算するのが好きなので、あーでもない、こーでもないとチマチマやっております。もちろん、過去20年間Excelで家計簿をつけてきたので、リタイア後の生活費を見積もるのに役立っています。
サラリーマン現役と同等の生活を前提とし、インフレ率を2%で計算すると85歳ぐらいで資金ショートする可能性が出てきました。その時はリバースモーゲージで逃げ切ろうという計画です(笑)
電気代の件ですが、拙宅(独り暮らし)でも1月は相当に高額になりました。
エアコンを使って冷暖房を賄っていますが、例年にない金額でした。
コメントありがとうございます。
20年家計簿すごいです。
やはり気温も影響しているのですね。
リバースモーゲージ使うのいいですね。
ただリスクは30年後ですと人口減少で不動産が
二束三文になってしまっていないかです。。