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イヤーピースアレルギーがこじれている

昨年の12月末に両耳が耳痒耳垂外耳炎になり耳鼻咽喉科でステロイド薬を処方してもらって外耳に塗っていた。

この4カ月間多少よくなったり悪化したりをずっと繰り返していた。

どうせ耳鼻咽喉科では原因が分からないだろうから医療費の無駄だとステロイドのラカナウPVA8軟膏と非ステロイドのエルスカットMをアマゾンファーマシーで直接買ってステロイドの期間を空けながら交互に塗っていた。

耳の中が痒くなりグジュグジュと湿性耳垢が出始めて痛みに変わりしばらくすると皮がボロボロと取れて痒みだしてまた気がついたらボロボロになるという症状を繰り返していた。

半分諦めていて聴力に影響するくらいヤバくなったら仕方がないので大学病院の耳鼻科に相談に行こうかとも考えていた。

耳の中だけアトピーみたいな症状でも出たのだろうか?と悲壮感が漂い始めたゴールデンウイーク終わり頃にカサカサになった後に突然ぴたりと症状が消えた。

それも束の間の喜びでGW明けにまた発症した。

やっと長いトンネルから抜けたと思ったのも僅かでまた地獄に突き落とされたような絶望感を文章でお伝え出来ないのが残念だ。

21時頃に痒みが再発したのでGW中と明けで何が違うかじっくり考えてみた。

気がついたのはスポーツジムだ。

そう、この日は久々に昼頃ジムで1時間トレッドミル(ルームランナーみたいな機械)と軽い筋トレをしている。

GW中は人だらけでコロナ感染確率が上がりそうと考えてずっとお休みしていた。

再開した当日の夜に痒みが起きた。

ジムから帰宅して既に8時間も経過しているが何か関連がありそうだ。

耳に影響があるのはジムのトレッドミルで音楽を聴くか動画を観ながら歩いていたこと。

イヤホンはジムでしか使わない。

イヤホンで耳を1時間塞いだので湿気で痒みが出たのか?

しかし湿気如きでこれだけの痒みが出ていたら毎日お風呂で1時間近く読書しているからGW中も治っていない。

痒い位置を確認すると外耳の外側だけで思い当たるのはイヤーピースが当たっているところだ。

これはもしかしてアレルギーか!

実のところ物質に触れて炎症になるアレルギーは考えにも及ばなかった。

体の痒みで以前にView39の検査をしたもののひとつもアレルギー反応がなかったのでアレルギーを一切持っていない体質と思い込んでいた。

しかしゴムやシリコンについては調べていない。

それに触ってすぐに発症するならわかるが8時間後では判断が難しいし週2〜3回通って治る前に悪化させていたので尚更に患部が広がり原因が見つからなくなっていた。

せめて当日痒みが出てくれて助かった。

初回のように翌日の発症だと今回も原因に辿り着けなかった。

もう一つ気づきにくくしていたのは使用しているイヤホンがOPPO製のもので使い始めて2カ月はなんともなかった。

これまでもカナルタイプのシリコンイヤーピースは長年使用しておりなんともなかったのが突然発症したようだ。

もしくはよく花粉症で言われる個々が持っているアレルギー許容量の器から溢れ出して発症したのかもしれない。

OPPOのイヤーピースだけか他のイヤーピースでも今なら発症するのか手持ちの別のイヤホンも装着してみたい。

イヤーピースなんて過去に購入したイヤホンの予備が山のようにあるので色々試せる。

しかし一旦痒みが始まると薬を塗っても数日は痛みから耳垂れに移行して3〜4日かけて回復するので気軽にはめるのもためらう。

イヤホンを使うのをやめてしまうのが確実だ。

一方で今後イヤホンなしでジムのトレッドミルを1時間やるのは辛い。

カナル型からイヤーパッドをつけたインナーイヤー型に変えるのも手だが音漏れがねえ。

安全そうなイヤーピースを買って使ってみてそれでダメならカナルを諦めインナーイヤーに変えることにした。

そこで医療用LSRシリコンを採用したAZLA SednaEarfit Light Shortを購入してみた。

同じイヤーピースアレルギーさんの実績だと熱可塑性エラストマー素材を使った同じくAZLAのXELASTECの方が評判がいいが2千円以上するので安いインナーイヤー型イヤホンが買えてしまう。

とりあえずコスパ重視で安いMSサイズで千円前後の医療用シリコンを使った同社の製品を使ってみる。

右耳がアレルギーが出た白いイヤーピースで左耳の半透明が今回買った医療用素材のものだ。

残念ながら若干ストロークが長いのでケースの蓋が完全に閉まらなくなり充電が微妙になったがそこはテープを貼って使うことにした。

外耳の完治まで待って再度新しい医療用イヤーピースで試したところ痒みは出なくなった。

ジムで2回使用し、それ以外の日も1時間使っても痒みが出ていないので間違いない。

もしかしたらOPPOのこのイヤーピースだけでアレルギーが出やすいのか、もしくはどれでも出るようになったか他のイヤーピースでも試してみたいが痒みに堪えるのは辛いのでやめておく。

念のためにOPPOのイヤーピースを二の腕にテープで貼り付けてパッチテストでもやってみようかと思ったが腕が痒くなるのも嫌なのでまた誤って装着しないようそのまま捨てた。

付属品の予備のイヤーピースも捨てておいた。

中華メーカーだから危険な物質が混入していて起きたわけでもなく、国産メーカー製(※)のイヤホンでも発症している人はいる。

※比較的安物で出ているように見受けられるので製造は中国かも知れないが正確にはわからない。

それにしても発症から4カ月以上かかってようやく原因究明できたイヤーピースアレルギーだった。

人がワラワラ溢れる長期連休なんてリタイヤした身にとって敵のようなものだと考えていたがアレルギーを見つけるきっかけとなったのであってよかったゴールデンウィークだ。

その後コロナ感染急増でしばらくスポーツジムを休んでから再開したところまた外耳アレルギーが再発した。

医療用シリコンでもダメらしい。

純正のイヤーピースよりは痒みが緩いが再発には変わりない。

おそらく当初このイヤーピースで再発しなかったのは緩めに耳に挿していたからで今回はノイズキャンセラーが効く程度しっかりはめた為だ。

今回もイヤホンを使っていない間は再発していなかったのでイヤーピースが原因なのに疑う余地はない。

予定通りインナーイヤータイプのイヤホン🎧に変えるべきだろう。

そこでネットで物色したがまずインナーイヤーでイヤーパッドを装着するフルワイヤレスのイヤホンが見当たらない。

Airpodsを筆頭として筐体をそのまま素材が外耳に触れるタイプが主流だ。

プラスティック素材なら大丈夫だと思うが購入して再発したら目も当てられない。

パッドをつけるとしても結局シリコンだ。

弱った。

昔ながらのイヤーパッドがつけられるインナーイヤーは有線になる。

無線のインナーイヤーは需要がないんだろう。

他にないか探すと一時期流行った骨伝導イヤホンがまだ一部の界隈で生き残っていた。

まともな製品でコスパがよさそうなのはAfterShokzの一択だ。

二万円か一万円の製品から選択することになる。

うーん🤔

それなら手持ちの何かのオマケで付いていたチープな有線のインナーイヤーをスマホにつないでもいいか。

それともパッドが小さめなオーバーヘッドのBluetoothにするか?

でも持ち歩きに不便だ。

高いけどしゃーないからイヤーピースのXELASTECを試そうかとループしていたところアマゾンで見つけたのがウレタン製イヤーピースだった。

即購入した。

メーカーはFSCと書いてあった。

お値段も財布に優しい。

そして超短尺タイプを買ったのでケースにイヤホンが収容できる。

何より耳へのフィット感がすばらしい。

旅行のフライトやうるさい地域のホテルでよく利用する耳栓と同じウレタン素材なので耳の穴に合わせて変形しジャストフィットする。

つけている感じがしないのでジムで運動を終えても外し忘れそうになった。

なお音はマイルドになった(気がする)

だからジムでは少しボリュームを上げている。

アレルギーを別にしても例えばフライトで何時間も耳にはめるとかに使うならこのイヤーピースありだと思う。

つけているという安心感でぺちゃくちゃ会話をして逆に感染被害を増やしていると思われるウレタンマスクと違いウレタン素材が実にいい仕事をしている。

但しノイズキャンセラーの効果はシリコンタイプに劣る。

オリジナルに比べるとかなり弱くなった。

でも不思議と医療用シリコンに比べると効く。

遮音性はよくわからない。

そして肝心のアレルギーだが3回使用して発症していない。

これならいけると思った。

しかし5回使ったところでまた外耳に痒みが出始めた。

実際には4回目あたりから軽い痒みがあった気がするが否定したい気持ちが強くて痒いと確信を持ったのが5回目だった。

シリコンよりは痒みが弱いが続けているとこじれていきそう。

くっそお、もうカナル型の使用は諦めた。

ウレタンでダメなので外耳にプラスティックの本体かイヤーパッドのあたるインナーイヤーもおそらくダメだと思う。

あとは外耳に直接物質が当たらないミニオーバーヘッド、骨伝導、耳掛けオープンイヤーのいずれかだ。

いっそのこと肩掛けスピーカー(ネックスピーカー)にするか。

でもさすがにジムでかけて使っていたら周りに迷惑だよなぁ。

結局1万円の骨伝導と迷い安くてサクラ以外のレビューがいくつかあって評判の悪くないオープンイヤー型ネックイヤホンを購入した。

このイヤホンの音質は残念、

というのがファーストインプレッションだったが使い勝手は悪くない。

でもこの価格帯だとオープンイヤーがほぼこれ一択とはいえやっぱり価格が高い。

このままアレルギーが出なければ当面使ってみてレビューしたい。

10/15追記

それから4ヶ月耳痒や耳垂れは再発していないので確実にイヤーピースの素材に対するアレルギーだった。

気になるのはこれまで週一で耳掃除をするくらい耳垢が出やすかったが体質が変わったのかほとんど耳垢が出なくなってしまった。

オープンイヤー型ヘッドホンはレビューするほどのものでもなく音量が少し足りないくらいで普通に使えている。

もし次買うならゲオのオープンイヤー型かな。

Categories: 健康
おーら:

View Comments (2)

  • イヤーピースアレルギーですか、大変ですね。特に、毎日外出時に音楽を聴く人にとっては深刻な問題ですね。しばらく新しく購入したネックイヤホンを使って、調子が良ければまたブログに投稿して報告をお願いします。。

    私は先日から再開したウォーキングでSONYのウォークマンを使っています。余りにも長い間使用してなかったので、楽曲の取り込み方法など完全に忘れてしまっているので、今取り込んでいる楽曲しか聞けませんが、かなりの曲数があるので、昔使用していた頃のことを思い出して、楽しんでいます。最後に取り込んだのは、多分AKB48のアルバムだったようです。

    • コメントありがとうございます😊
      今のところアレルギーが出ていない新型イヤホンはいつかレビューしたいと思います。
      ソニーウォークマン懐かしいですね。MP3でノイキャン付きのモデルを英語の勉強に10年くらい前に使っていました。
      もしスマホで聴ける環境が作れるならSpotifyがいいですよ。無料だとシャッフル再生でたまにCMも入りますが大抵の曲は聴けます。サブスクNGアーティストはかなり減りました。アーティストは大変ですが聴く方はいい世の中になりました。
      https://www.spotify.com/jp/