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EPLを1ヶ月飲んで血液検査の結果

家族性高脂血症でLDLコレステロール値が高くスタチン系治療薬を15年飲んでいた。

しかし不耐性が出てしまう。

具体的な副作用は横紋筋融解症までいかないCK上昇と筋痙攣、こむら返り、筋肉痛だ。

下手をすると30分位こむら返りの痛みで身動きひとつ出来なくなる。

何種類かのスタチンを飲んでもダメで小腸コレステロールトランスポーター阻害剤のゼチーアに変えてもダメだった。

あと陰イオン交換樹脂製剤のクエストランやコレバインもあるが副作用にCK上昇があるので自分の場合はもれなく不耐性が出る予定だ。

そこで現在は中性脂肪過多の治療薬のEPL250mgを食後に服用している。

EPLは副作用にCK上昇がない。

朝は飲まず昼はよく忘れがちで夜は確実に服用している。

それから1ヶ月が経ちクリニックで血液検査をした。

家族性高脂血症のためBMI22-23という体型でスタチンを飲む前はLDLコレステロールが200オーバーだったし中性脂肪(TG)も150前後あった。

ジム通いとオートミール主食でBMI18以下を維持して治療薬を飲まないと下記の値だった。

LDLコレステロール 170〜190
HDLコレステロール 65〜75
TG 80〜90

先天的な体質なので如何ともし難い。

そしてEPL服用中の今回の血液検査が、

LDLコレステロール 159
HDLコレステロール 91
TG 47

で、飲む前の予想通りでLDLがほんの少し下がりTGが大幅に下がったためHDLが上昇した。

一昔前ならLDL/HDL比が2以下なので正常値と言える。

しかしNHKガッテンで言及していたようにHDLコレステロールの中にはLDLの残骸をお掃除(番組内では吸う力と表現)すべきところ働かない怠け者の存在が明らかになった。

だから一概にLH比が2以下だから安心とは言えない。

安心なのはLDLが基準以下に収まっていること。

それでもHDLが低いといくら働き者の比率が高くても数が足りずに血管リスクは高くなるのでHDLはある程度高いに越したことはない

ただHDLコレステロールが100を越えるとCETP欠損症が疑われて逆に動脈硬化のリスクが増えるようだ。

自分の場合は元々LDLに加えてHDLコレステロールもやや高め。

EPLでTGが減少して血液中をコレステロールやTGを運ぶシャトルバスが空いてそこにHDLコレステロールが乗れるようになったと考えている。

CETP欠損症ではないと思うがHDLはこれ以上上げたくないのでEPLの服用をもう少し調整して夜だけにしている。

血管年齢が年相応なのでLDLコレステロールをもう少しだけ下げたいがあとは血液が固まらなくなる強い副作用のあるロトリガしかない。

ロトリガさえ飲んでいれば多少オーバーしたコレステロール値なんて最早気にしなくていい

血液がプラークなどで固まって血栓ができない効果はありそう。

(健康食品に詐欺商品が横行しているので敢えて血液サラサラ効果とは言いたくない)

ホームドクターはLH比でギリ許容範囲気とのことだがLDLをもう少し下げたいならロトリガのジェネリックが発売される6月以降の服用検討を勧められた。

先発薬は高額過ぎててサントリーのサプリと大差がないので勧めていなかったらしい。

ロトリガを飲み始めると事故や疾病で緊急手術が受けられないのは悩みどころ。

持病の医師と会話したらホームドクターに遠慮していた感じではっきり言わなかったが手術前に確認する薬品一覧に載っており飲まない方がいい雰囲気だった。

事故の確率と血管疾患のどちらの確率が高いか分かれば判断がつくんだけど、こればっかりは。

あとTGの47は過去最低値だ。

ここ15年は年2回血液検査をしているがこれまでの最低値は77だった。

スタチンに+エゴマ油を飲んだらLDLは少し下がったがTGに効果はなかったので薬剤にした油の効能はすごい。

EPLの効果に間違いないがあまり下がりすぎると皮脂までも減ってカサカサで皮膚掻痒症が悪化しそうで嬉しくない。

実際に皮脂分泌が減っている感じがする。

中性脂肪過多の方ならフィブラート系を飲む前にこちらを試すのもいい。

もちろんカロリー制限が前提になる。

EPLは肥満で処方されるわけではないが、肥満なら100%中性脂肪過多なので痩せたい方は運動や食事療法とこの薬とセットで医師の指示に下で一度試してみるのも効果が出そう。

ジェネリックではなくても薬価も安いのでコスパもいい。

更にオートミールを主食にするのが個人的にはオススメ。

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