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ベトナム旅行記7日目 ハノイに移ってPCR

本日は午前にダナンからハノイへフライトなのでホテルの朝食を開店と同時にとる。

今日は席が埋まらず空いている。

朝食の混み具合は日によってかなり波があるのかな?

久々に帰国で使うファストトラックのアプリMySOSを起動してみると72時間を切っているので陰性証明はもういつでも送信できる。

帰国まで3日あるが陰性証明ゲットまでは頭を帰国モードに切り替える。

食事をしながらハノイのPCR検査の情報確認をしているとベトジェットのPCR検査が終了したという情報を見つける。

この情報は現時点から9日前に発表されていた。

PCR無料検査サービスは終了しているけどシステム改修が間に合っていないので予約できてしまう。

ただバウチャー使って5日前に検査を受けたという情報もある。

PCR検査のQRコードはあるので病院なら受けられる可能性もあるが検査を受けるのがベトジェットの営業所なので終了している可能性は高い。

あと1日の猶予はあるが無駄な動きをしていると帰国できない。

ハノイに着いたら108病院に直行して自腹で検査を受ける。

時間があったら経験としてベトジェット営業所にも行ってみよう。

別にハノイで観光したい場所もない。

108病院はベトナム語が話せないと厳しいという動画を観たがハノイだと安いのはここ一択という情報が出回っている。

その情報を頼りに日本人旅行者も押しかけて対応する体制が出来上がっているのではないかと期待していく。

ダメだったらその場で日系クリニックに電話して明日の予約を取る。

検査に1万円以上掛かろうが帰れないと延長にかかる費用の方が高く出し惜しみをしている場合ではない。

そのためにツーリストSIMに電話番号をつけたのだ。(嘘だけどw)

am8時前にはチェックアウトする。

ありがとうダイアモンドシーホテル!

これまで泊まったホテルでナンバーワンではないが確実に上位だ。

そのままホテル前でGRABを呼んで空港の国内線に。

完全にGRABが足になってしまった。

毎度GRABを呼ぶ時にはこちらの場所と服装の特徴をベトナム語に翻訳してチャットで先に送ることにしている。

黒い帽子かぶってリュックサック背負った日本人で仏像売り場の前にいるとか。

GPSもそこそこ誤差があるので何人かGRABを待っていると正確な場所がわからない。

空港で運転席にお金を支払い残りは110万ドン。

病院に51万ドン払って残りは3千円以下で3日過ごさないといけない。

場合によっては日系クリニックで+170万ドンかかる。

帰国時に円に換金するとスプレッドで千円以上損しそうだが帰れないとその十倍以上の負担があるので保険で両替所を発見次第1万円はドンに両替しておこう。

そんな事を考えながらベトジェットのセルフチェックイン機で操作していたら従業員の人が操作してくれた。

そこでPCR検査予約のQRコードを見せてPCR検査が受けられるか聞いてみたらこれは国際線の乗客のみで使えるバウチャーだとマニュアルみたいな事を言っている。

このQRコード持っている時点で国際線にも乗ると理解して欲しい。

国際線のチケットも持っていてそれで予約したのだがベトジェットではまだこの検査をやっているか?と英語で聞いても通じない。

もう少し英会話を勉強しようと誓った。

セキュリティエリアに入ってから翻訳ソフトで示せばよかったと気がつく。

歩いていると赤いパスポートを持っている人を見つけたので帰国のPCRどうするか聞いてみようと近づいたら日本のパスポートと同色の財布を取り出したようででベトナム人だった。

紛らわしい人だ。

ボーディングまで2時間あるのでラウンジを探したがプライオリティパスが使えるのはなかった。

フライト10分前でもボーディングゲートは開かない。

これが定常なのだろう。

仕方がないのでトイレに行こうと離れたらみんな一斉に動き出した。

ボーディングが開始されたかと思ったら違うゲートへの乗客大移動だ。

数分で元のゲートには誰も居なくなっており英語でゲートチェンジのアナウンスはなかったのでもしトイレへいったら迷子だった。

日本国内より団体行動が大切な国かも。

約30分遅れでハノイに到着する。

ベトナムでは定常なんだろう。

到着してサブスマホが無いのに気がつく。

うわ、落とした。

又はすられたか?

鞄の中にもない。

時間が余っていたので病院でPCR検査を受ける時の依頼文書を翻訳してスクシャしたあとだ。

もうひとつスマホがありSIM無しの方だったので最悪な状況では無い。

それにパスポートやら財布を無くすよりは不幸中の幸い。

海外での落とし物は滅多にしないがタイの船で眼鏡市場ベッキーモデルをチャポンとした次に高額商品だ。

それよりせっかくPCR検査がスムーズに受けられそうな文章をベトナム語に翻訳したのを全て失ったのは悲しい。

ハノイ空港でスマホ紛失に気がついてテンション駄々下がりで凹んで何も考えずそのまま空港を出たのが失態だ。

86番のバスに乗る予定の出口と違うところから出てしまった。

バス停わからないのでそのまましらっと出口から戻ろうとしたら守衛がマジで怒鳴ってきたので外に逃げた。

更にスマホのセキュリティも気になるのでどうするかなとトボトボ歩いていた。

バイタクに捕まり振り解いても振り解いてもついてくるので仕方ないから交渉して25万ドンというぼったくり料金で108病院まで送ってもらうことにした。

バイタクの相場だと2倍近くだろうか?

GRABアプリが不調でこの時バイクの相場が見えなかった。

頭の中がスマホのアカウントのリモート消去と今日中にPCRで一杯で先払いと言われて20万ドンを2枚渡したら15万返してもらうのに5万しか釣りを渡さない。

40万は返さずガソリン代が高いからこれで許してみたいな翻訳をスマホで見せてくる。

切れそうになったが落ち着いて、他に乗るから金かえせと押し問答を繰り返していた。

こういう奴らに一度金を渡したら終わり。

相手もテコとして諦める気もない。

こちらは早く検査を受けて懸念事項をひとつ減らしたかったので諦めて35万ドンで乗った。

まるでおいはぎみたいなバイタク…

そう思うとドライバー顔も東南アジア系マフィアっぽい。

あとで調べるとGRABバイクなら15万ドンが相場だ。

変にウロウロせず出口からGRAB CARでも呼べばよかった。

フライトの遅れとゲート変更がスマホを落とした原因だが今更言っても後の祭り。

そして30km近くバイクのうしろに乗るのはしんどい。

何故こんなきつい思いしてタクシーより高い金払ってるんだろ?

ぼったくって気分のいいドライバーは観光案内気分で108病院に送ってくれた。

13:10に病院に入るが真っ暗闇だ。

えっ今日診療終了した?

そんなわけない。

まともな判断力が無くなっている。

ググったら13:30まで昼休みらしい。

そりゃあ世界中どこの病院も昼に休むよな。

なんとか受付が開いてパスポートのコピーを取ってもらい、パスポートの写しの脇に電話番号を書き、お金を支払い、またメモに電話番号を書き、移動して検査をしてもらう。

「ポーン、ポーン、ポーン」とメモを指して言っているがしばらく理解できなかった。

どうもパスポートの写しの空きスペースに携帯番号を書けと言ってるとわかったがしばらく悩んでいたら受付のおばさんがイライラし始めた。

午後から患者の誰も受付に並んでいないのでそんなにイライラしなくても。

結局電話番号2回を書かされた。

しかし使うシュチュエーションもないし旅行者でベトナムの電話番号付きSIMなんて持っていない人もいるだろう。

外国人は来るなという避客牌か?

領事館の帰国時のPCR検査対応病院の一番最初に掲載されて英語対応可能な病院ということだけど…

とにかくベトナムの電話番号があってよかった。

一方でその後の検査の看護師のお姉さんは真逆で天使のように優しい。

病院ぐるみのツンデレ対応?と疑ってしまう。

お姉さんは途中で日本語ができるスタッフを読んでくれてビデオ電話しながら先に進めてくれる神対応だった。

みんな朝に検査を受けて夜結果を受け取るのでこんな変な時間帯には誰も並んでいなかった。

だから余裕があったのだろう。

看護師さんは出国と検査の時間が規定時間内か知りたかったようで逆算したので大丈夫というニュアンスが伝わらず日本語スタッフを呼んでくれた。

ただリモートの日本語スタッフの方が昼間に「おはようございます」という挨拶から始まったので目の前にいる看護師さんと積極的にスマホの筆談をして解決した。

混んでいる時だったら迷惑だけど混んでいる朝は他の日本人も何人か来ているはずで一団で進めれば困ることもない。

検査はPCR受けた人ならご存知の通り鼻から綿棒を突っ込んで粘膜を取って終了、ものの数秒だ。

あとは翌日am9時に同じ場所へ来てくれと言われたのでその時に証明書と何を引き換えるのかと聞いたところ領収書らしい。

パスポートだと思っていたので聞いていなきゃ忘れていた。

Youtubeでも108病院の検査はベトナム語ができないと難しいと言及していたのはあの受付のおばさんがラスボス扱いでベトナム語が話せないとハードルが高くなりそう。

でもリュック背負ったまま電話番号を書いていたらおろしなさいとか優しい一面もあるしよくわからんおばさんだった。

検査は終わったが財布はすっからかんで両替屋の貴金属店を探しながら歩いていた。

見つかったら両替してGRAB呼んでベトジェット営業所でもPCR受けようと考えていたがそのままホテルに着いてしまう。

ダウンタウンのような裏路地の中にあってここ大丈夫か?


というホテルだが2泊で約5000円で設備も綺麗で広めだったのでコスパはいい。

ホテルのチェックより落としたサブスマホのグーグルログイン状態をリモート解除して悪用されないようにするのが先だった。

グーグルのリモートでスマホを探すでも最後にあったのはやはり空港の中だ。

電源が落とされているので盗まれた可能性も高い。

シャワーを浴びて15時過ぎにホテルの周りをウロウロした。

あとで知ったが観光名所になっているドンスアン市場に寄っていた。

ここは衣服や乾き物が大量に売っていた。

まだこの時刻に飯屋は営業していない。

バイタクで移動しようにもこのあたりはどこで飯が食べられるかなんの情報も見当たらない。

せめてダナンと同じくらい食事ができるお店が並んでいるかと考えていたのが甘かった。

15-16時は食べられそうな店がない。

しょうがないので夕方までホテル篭って出直した。

街頭でおばさんから果物を買った。

最低1kgで5万ドンというので半分にしろと何度いってもテコでも減らさない。

ハノイはぼったくりばかりだなと思ったが色が濃いのを選別して袋に詰めていた気がするので悪いおばさんではない。

この果実何だっけ、ラスプーチンみたいな名前のやつ。

グーグルレンズで覗くとマンゴスチンだ。

楽天市場で日本の相場を検索すると1kg5500円だ。

300円以下ならいいおばちゃんじゃないw

夕食はその辺の道端の出店でフォーを食べて

ビールとつまみをコンビニで買って翌日朝に陰性の証明書が取れたケースと陽性だった場合を考えながら寝た。

333というビールを初めて飲んだけど青島みたいで口当たりがライトで好きだ。

基本ベトナムのビールはどれもライト、悪くいえば薄い。

本日の移動をタイムラインで見るとこんな感じ。

マップだと分かりにくいがベトナムソビエト友好病院の少し上にPCRを受けた108病院がある。

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