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神戸旅行記1日目

2月末日に全国割でJR東海ツアーズのプランを使って神戸旅行へ出かけた。

2泊3日の旅程の詳細は人工知能に考えてもらった。

参考にはするが利用するかはわからない。

今回は珍しく往復共に新幹線なので早めに出かける必要もないし帰りもギリギリまで居ても問題ないので気楽だ。

空の便だとトラブルを考慮して国際線なら2時間、国内線でも90分前に空港に入っておきたいので往来の日が実質半日以下になる。

さすがは日本が誇る新幹線でダイヤを信じて移動ができる。

まずは名古屋駅から新幹線で新神戸まで。

ラッシュを避けて10時06分発11時11分着の列車に乗った。

ガラガラだったがなぜか隣の席に客が乗っている…

ぷらっとこだまと同じパターンか。

70分チョイで新神戸到着し気を取り直してそのままホテルのある神戸三宮駅まで移動した。

気温は15度で晴れた日だ。

新幹線の中で日程に入れたオマケのクーポンで行けるハーブ園ロープウェイをTwitterの公式アカウントでチェックしたら最終日迄休みだ😭

じゃあ代わりのクルージング(神戸シーバス boh boh KOBE)をと運行時刻をチェックしたら本日の15時便が最終でそれ以降神戸旅行中の発着が無い😓

この時間帯には先にホテルへチェックインしたかったがずらしてとっとと乗船しよう。

というわけで観光案内→昼飯→神戸港→大仏→ホテル→夕食→三宮繁華街というルートに決まった。

大仏は16時閉館なので外から眺めるだけ。

考えているうちに新神戸到着だ。

JRでいけるかと思いきや駅員に聞いたら地下鉄らしい。

距離1.3kmに乗るのは勿体無いがゆっくりしていると昼過ぎになるので地下鉄から三宮駅へ。

観光案内所でバス2日券を買ってバス乗り場の場所を探しランチにした。

観光案内所の解説が不親切な上に雑で13番乗り場がさっぱり分からずうろちょろ探していたら工事現場の格好したおじさんが親切に近付いて来て教えてくれた。

海外だと観光者に近寄ってくる親切そうなおじさんにはまず観光詐欺を疑うが国内でおのぼりさん相手の詐欺は高度経済成長時代に置き去りで存在しないので安心だ。

日本はいい国だ、この文化を壊されないようにしないと。

神戸らしいものを食べたかったが駅周辺の土地勘がなくどのあたりにレストラン街があるかわからなかったのでドトールに飛び込みありきたりのミラノサンドセットにする。

貰ったシティループマップを見ながらどんなルートで回ろうか調べていてふと距離が気になり調べてみたら三宮駅から神戸シーバス船着場まで1.3kmしかない。

歩こう!

昼から使うのも勿体無いので買ったループバス2日間乗車券は明日と明後日で使えばいい。

自ずと自転車観光は消えるがしゃーない。

ホテルに荷物を預けてマップを見ながら歩いていくと花時計公園があるので寄ってみた。

ぽかぽか暖かい日だったので歩いていてもとにかく気分がいい。

花時計を超えた辺りから特に何にもないのでバスに乗った方がよかったと思いながら普通の道を歩いていた。

しばらく歩くと潮の匂いが漂ってきてテンションが上昇する光景が見えてきた。

あ、ここがPUFFYの歌にでてくるメリケン波止場か

渚にまつわるエトセトラが頭の中でループしながらメリケンパークを横切った。

もう少し上の世代なら淡谷のり子先生の別れのブルースかな?

とにかく気持ちがいい日だ。

波止場を見ながらその先の神戸シーバスが停泊しているであろうクルージングの船着場へやってきた。

ちょうどレトロ調な40分クルージングの安宅丸が最終乗り込みで出航直前だった。

咄嗟にこのレトロ調の船に乗って無料クーポンは最終日にロープウェイにしようかとも思った。

しかし初志貫徹で神戸シーバスに乗ろうと受付でQRコードを出して貰い乗船券+船内利用券に替えてもらう。

まだ出航まで1時間あるのでこの周辺をうろちょろして時間を潰した。

モザイク付近がアメリカ村の感じもしつつ周りの都会のビルの街並みと融合していて洗練された雰囲気が観光にはもってこい。

さすが人口知能もハーバーランドエリアがいいと推薦していたのがわかる。

平日の神戸は東アジアの観光客が多かった。

モザイクエリアは特に人が多い。

おしゃれなレストランも何軒かあるし観光価格なべらぼうな値段設定でもないので利用しやすそう。

観光客だけではなく兵庫県民にも利用してもらうことも想定しているのだろう。

そして15時の便で出発した。

クーポンで乗船券とセットで貰った船内利用券というのは前方のプライオリティエリアのかぶりつき席(500円)が使える。

乗船券が大人1800円なので実質2300円がJR東海ツアーズプランのおまけで付いていた。

せっかくなのでかぶりつき席を利用した。

クルージングの目玉は三菱重工の工場横を通り過ぎるのと神戸空港へ旅客機の着陸を間近で見られるシーンのようだ。

グーグルマップでルートをチェックしていると神戸空港が近づきそこで停泊した。

おそらく旅客機の着陸か離陸待ちだと勘が働いたが、同じく外国人が着陸シーンを見てねというアナウンスの前から旅客機を探していたのでこのクルージングの事前学習をしてきたんだと驚いた。

アジアンフェイスで流暢な英語を話していた若い男女3人組だったけれどシンガポールかマレーシアあたりの観光客だったのかな?

ぶっちゃけ松島で乗った遊覧船ほど見どころはないのでクルージングやフェリーに乗り慣れた人とか映えスポットを期待すると微妙かも。

神戸港に入ってくる大型船が見えたりするんだけれどスマホのカメラだと豆粒だ。

これはおそらくかぶりつき席ではなく通常料金で入れる3階席で海風を楽しむ乗り物だ。

陸に戻り、かもめりあ中突堤中央ターミナルのトイレに寄ったらスケルトンのピアノを弾く順番をおば様方で譲り合っていた。

どこでもそうだが聴きたい人はいないが弾きたい人は多い公衆ピアノだw

そして兵庫大沸へ2.3kmを徒歩で移動する。

どこだったかの大仏と同じで住宅街にあるようだ。

途中膝の外側関節なんて変な場所がズキンと傷み出したのでそろりそろりと歩いていく。

ググると筋肉の衰えからやってくるらしい。

脚はジムで筋トレしているので筋力低下というより筋トレの仕方が偏っているんだろうか?

こんな住宅地のような商業地のようなところに本当に大仏があるのかと疑い出したら大きな後ろ姿が現れた。

回り込んで御尊顔を拝見して最寄りの中央市場前駅から地下鉄へ。

この手のサイズの大仏様はよく見ているので特に感嘆することもない。

花時計前駅へ出て三宮まで歩いたが階段を降りると膝が脱臼したような痛みが襲ってきたので今日はおしまい。

イオンでアルコールとお弁当(530円)にホテル近くのお店で明石焼き(630円)を買って部屋飲みをした。

明石焼きはトッロトロで箸でつまむと割れてしまうほど。

何度か食べたことはあるけど個人的にはたこ焼きの方が好みかなぁ。

でもタコはマジで美味かった。

こんな美味しいタコ食べたのは何十年ぶりかも。

昔はタコってこんな味だったよなと感傷に耽る。

おそらく有名店のひとつなのでタコは明石産というこだわりがあるのだろう。

最近は産地不明の安いスカスカな味のタコしか食べていないからこそ逆においしいタコの味がわかる。

泊まった相鉄フレッサイン 神戸三宮は狭いけれど小綺麗だった。

駅間近の割に列車の音が小さく周りには何でも揃っている。

価格と立地は当たり。

あと冷蔵庫が入口付近に配置されてベッドから冷蔵音が遠いのもいい。

ベッド周りにコンセントとUSBコネクターがあるのも嬉しい。

延長ケーブルが備え付けられているのも気が利いている。

難点は入口がわからないことと消毒剤なのか苦手な臭いがする。

うっすらと下水の臭いがするのでそれを打ち消すために使っているようだが鼻が効くので体調不良だと両方が混ざりあってつらい。

一般人の感覚だと加齢臭がきつい人がキツイ香水使っている感じか。

但しエレベーターの残り香で前に誰が乗っていたか判別できる程度の嗅覚を持っている前提だ。

明日もし膝関節が治っていないとスタバかドトールで過ごすしかないか。

Categories: 旅行記
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