例えば叡智系AI動画が伸びやすい理由と、今後の可能性
最近、AIを使った動画投稿が急増しています。生成AIで画像や音声を作成し、それを動画にまとめてYouTubeなどにアップする流れは、もはや一般的になりつつあります。
しかし、ただAIで作っただけの動画は、残念ながら再生数がほとんど伸びません。そんな中、異常な勢いで再生数・登録者数を伸ばしているのが、いわゆる「叡智系」と呼ばれるジャンルのAI動画です。
なぜ叡智系が伸びるのか?
叡智系とは、直接的な表現ではなく、「フェチ的な視点」や「ちょっとドキッとする構図」で構成された動画です。過度に露出するわけではありませんが、「リアルだけどAI」「見えてはいけないものは見えていない」という微妙なバランスを保っているのが特徴です。
実際に見つけたチャンネルでは、以下のような特徴が見られました:
- 生成AIでリアル風に作られた制服女性の歩く姿
- バスや電車での自然な仕草を模したアニメーション
- 一部パンストやヒールなど、フェティッシュな要素を含む
これらは露骨な内容ではないものの、視覚的に目を引くことに成功しており、結果として1か月ほどで登録者6,000人以上を達成している例もありました。
開始から6ヶ月で動画77本、5万人登録、総アクセス数一千万回超えというのもありました。
単価は分かりませんが広告収益を出しているなら数百万円は稼いでいそうです。
同じような動画を作って後追いしてもまだ需要の余地がありそうです。
「アウト」ではなく「セーフ」を狙う動画作り
もちろん、あからさまな内容や、規約に抵触するような動画は収益化されません。最近のYouTubeはAIによるコンテンツ分析が進化しており、過激なサムネイルや不適切な映像は即座に検出・削除される可能性もあります。
そのため、伸びているチャンネルは「ギリギリを狙っている」のではなく、「最初からアウトにならないように設計されている」のです。
- スカート丈は長め
- 肌の露出は少ない
- 視線やアングルも不自然にならないよう調整
- 声や動きもあくまで自然風
つまり、「見せ方のうまさ」が問われる時代です。
叡智=エロではない。むしろ“視点”の時代
こういったAI動画は、単なる性的なコンテンツではありません。 見せ方やテーマ次第で、むしろ「アート」に近い評価を得ることもできます。
- 制服フェチ
- タイツ・ヒールフェチ
- お姉さん系の距離感
- バスの中の仕草フェチ
など、人によって“ツボ”は大きく異なります。自分が「良い」と思える視点やテーマを形にすることが、伸びる動画につながるのです。
AI動画はチャンス。でも早い者勝ち
生成AIの進化により、今まで個人が作れなかったような映像やストーリーも再現できるようになっています。特にフェチ視点のようなニッチな分野は、YouTuberや芸能人がやりづらい分、個人クリエイターの参入余地が大きいジャンルです。
今後は競争も激化していくでしょう。だからこそ、「今」の段階でトライすることに価値があると感じています。
まとめ:視点と倫理のバランスが重要
叡智系動画は、作り方と見せ方次第で立派なエンタメになります。重要なのは、視聴者の興味を引きながらも、規約と倫理の範囲をしっかり守ること。
AIで動画を作る人が増える今、どんなジャンルでも「見せ方の工夫」が問われます。その中で「叡智系」は、ある意味で動画演出のセンスを磨ける格好の題材かもしれません。