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カフェイン中毒気味なのでカフェインレスコーヒー中心にしたら

私はこれまで、カネスエのオリジナルのレギュラーコーヒー(三本珈琲)を愛飲してきました。安いわりに香ばしい味わいに満足していた一方で、不眠気味になり「布団に入っても頭が冴えてしまう」という悩みを抱えていました。そこで思い切ってカフェインを減らしてみることにしました。

インスタントデカフェとの出会い

最初に取り入れたのは、業務スーパーで販売していたメキシコ産のインスタントデカフェ(100g/600円前後)。とにかく激安ですが、カフェイン除去方法が明示されておらず、薬剤を用いている可能性もある点が気になりました。

その後、現在は コスモスドラッグで購入できるドイツ産「クライス」のインスタントデカフェ(100g/800円強)をメインに飲んでいます。こちらは薬剤を使っていないとパッケージに明記してあり、水抽出や二酸化炭素抽出による安全な方法でカフェインを除去しているとされ、発がん性の心配がなく安心できます。

ネスカフェのカフェインレスコーヒーもありますが、価格がお高いのとカフェイン除去比率が低めなのでクライスを選択しています。

嗜好品なので多少高くてもネスカフェやマウントハーゲンなどの風味が好きな方はそちらを選んだ方がよろしいでしょう。

デカフェを1日6~7杯飲む生活

1日6~7杯のデカフェを飲むようになって1か月以上。カフェイン絶ちの変化は想像以上でした。

  • 夜:寝付きが良くなった
    布団に入るとバタンキューで眠れるように。不眠症気味だった頃の「頭が回転して眠れない」状態から解放されました。途中覚醒が減り、日によっては8時間ぐっすり眠れることもあります。

  • 昼:眠気が強く出るように
    特に14時〜17時ごろに強い睡魔が訪れ、横になればすぐ眠れるほど。これはカフェインで抑え込んでいた「自然な眠気」が表に出ただけとも考えられます。体内時計のリズムによる「午後の眠気の波」に加え、不眠時代の“睡眠負債の返済”も影響しているようです。

  • 水分補給の観点からもプラス
    デカフェは利尿作用が弱まるため、しっかりと水分摂取にカウントできます。以前より水分が不足しにくくなり、身体が攣らなくなったのも嬉しい変化です。

デカフェの健康面での利点と注意点

科学的な観点からも、デカフェには以下のような特徴があります。

  • メリット

    • カフェイン過剰摂取による不眠・動悸・胃酸逆流・高血圧リスクが減る

    • 「ポリフェノールはそのまま」とパッケージに記載があるので、抗酸化作用・動脈硬化予防・糖代謝改善・脳や肝機能の保護にプラス

    • 睡眠の質が改善しやすい

  • 注意点

    • デカフェでもカフェインはゼロではなく、数%残っていることがあるがこのデカフェはパッケージに0.3%以下とあるので一般的には安心

    • コーヒー由来の酸や油分で胃が荒れる可能性は残る

    • タンニン類により鉄分吸収をやや妨げるので、食事と一緒に大量に飲むのは避けた方が安心

カフェインの隠れ影響

私は以前「17時までなら普通のコーヒーを飲んでも大丈夫」と思っていました。しかし実際には、カフェインの半減期は5〜8時間。夕方に飲んだ1杯が夜中まで体に残り、知らず知らず睡眠を浅くしていた可能性があります。デカフェに切り替えてから「眠れる日はしっかり眠れる」ようになったのは、この影響が解消されたからだと実感しています。

まとめ:デカフェは私にとってプラス

こうして振り返ると、デカフェは「健康によさそう」ではなく、実際に体調改善につながっていると感じます。

  • 夜の睡眠が深まり、布団に入ればすぐ眠れる

  • 昼の眠気は自然な体のリズムとして受け入れられる

  • 水分補給とポリフェノール摂取の両立ができる

  • 薬剤不使用のカフェイン除去で安心して飲める

これからも、ドイツ産クライスのインスタントデカフェを中心に、無理なくデカフェ生活を続けていきたいと思います。

Categories: 健康
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