タイへの移住を検討する際の実態とコスト比較
海外移住を考える中で、タイが候補に挙がることがあります。実際に生活費や物価を調べてみた結果、2014年頃は安かったものの現在では割安感が薄れつつあるという結論に至りました。
1. タイの最新物価情報
インターネット上で見つけた情報はばらつきがあります。例えば、マッサージ代は1時間500円だった時期があったものの、最近では1500円と報告されているケースもあります。
以下に代表的な生活費をまとめました。
項目 | 東京(日本) | バンコク(タイ) |
---|---|---|
食事(屋台) | ¥3,000~4,000 | ฿50〜80(約¥1,500〜2,400) |
ファーストフードチェーン | ¥1,200 | ฿120(約¥3,600) |
電気代(月) | ¥10,000 | ฿4,000(約¥120,000)※高めの設定が多い |
屋台中心に生活すれば、食費は日本の1/3以下になる可能性があります。ただし、チェーン店を利用したい場合や洋食を楽しみたいときはコストが上乗せされます。
2. YouTubeで見るバンコクのリアルな生活
グーグル検索で見つけたYoutuber「おるたなの」さんの動画シリーズ。彼のバンコク在住映像は、日常的な食事・飲み物購入や住宅事情をリアルに描いています。
- 食事・飲料:屋台・ローカルストアでの買い物シーン
- 住居:ホテル並みのリッチな物件とその家賃比較
- 生活費全体:日本と同等かやや高めの実感
彼の動画を通じて、バンコクは東京より安いものの、田舎に比べると生活費が上乗せされることが分かります。
3. タイでの暮らし方:メリット・デメリット
メリット:
- 自家用車を持たず、公共交通やタクシー利用が主流なら生活費は日本半額以下に抑えられる。
- 月1回程度の風俗・娯楽であれば、日本と同等のコストで楽しめる。
デメリット:
- 言語障壁:日常会話がスムーズにできない場合は不便さが増す。
- 医療費:病気時の費用が日本より高い可能性がある。
- 物価上昇率:最近のインフレで割安感が薄れる。
4. タイ経済と移住リスク
現在、タイは不況を経験しており、金融市場も低迷しています。 ハーバービジネスオンライン では「タイ経済の今後」を詳細に分析しています。
また、日本人のマナー問題については、タイ在住者から「新規移住者を敵視する」声が上がっていることも報告されています。関わり方には注意が必要です。
5. まとめ:今すぐ移住するべきか?
結論としては、現在のタイ経済状況と物価上昇を考慮すると、急いで移住するリスクがあります。代替案としては、日本のマンションを保有したまま冬季にバンコクへ滞在する「シーズン別居」も検討できます。
長期的に見てロングステイビザを取得したい場合、80万バーツをタイ銀行に預けることで条件が整います。今後の経済動向を注視しつつ、慎重な判断をおすすめします。