ブログ更新用にポータブックが欲しくてたまらない
ポータブックはOSが重く発熱しやすい画面汚れキーボード以外のデザインがイマイチというレビューが多く、目的を明確にしないと押入れ行き確定です。前回購入を見送った経緯を踏まえつつ、ブログ作成用PCとして代替案を探ります。
実はタブレットはiPad mini4と大量保有中でプライベート用ノートPCを持たない理由が2点あります。平日は仕事PC持ち運びに加え休日もiPadとスマホで何とかしてます。ブログ更新専用機として軽量なノートPCがあれば文字入力が楽になるでしょう。
ただし iPadキーボード活用の手間vs ポメラのような即開き性の差は大きいです。かつてネットブック+VZエディタで解決した時代から考えると、ポータブックにChromeOS(Cloudready)をインストールしてみる案が浮かびます。
ただし現行PC向けDOSドライバー不足でWi-Fi接続困難な点がネック。ここで一旦ChromeBook Flipへの視線が戻ります。インターネット/Netflix/AbemaTV対応とWindowsより単純操作性の良さが強みです。病室での操作難易度は考慮外として、スタバでブログ作業する休日スタイルにマッチします。
価格比較ではポータブック2.3万円 vs ChromeBook Flip890g/軽量/スタイリッシュ/9時間駆動というスペック優位性が目立ちます。一方ポータブックの筐体デザインは「腐っても売り出し価格」という過去PCのノスタルジーを誘いますが、実用面ではChromeBookが優勢です。
(画像:ポータブックとChromeBook Flipの外観比較)
(画像:ChromeOSインストール手順画面)
検証プロセスとして自社ThinkpadでCloudready動作確認を行います。具体的な手順は以下の通り:
1. USBにCloud Readyイメージを書き込み
2. Chromeブラウザでリカバリユーティリティ追加
3. USBメモリ作成後PC起動
4. 日本語設定とネットワーク接続
5. 起動時間計測(パスワード入力含む)
実際の結果では17秒程度で起動完了。ブログ作成に最適な環境を構築できました。
※画像タグは元の位置・属性保持済みパスワード入力で再開
(画像1:ポートブックの起動画面)
この起動完了までを計測した結果は合計20.3秒。最近のSSD搭載PCと比べて遜色ない速度だが、トラックポイントやトラックパッドの操作感度が低いためマウス必須だ。
Chromeストアアプリ「Text」での文字入力テストではGoogle入力システムの違和感を感じたものの慣れれば問題ない。WordPress環境でも問題なく動作した。起動手順はググって解決可能で、基本的な使い勝手はある。
ポータブックと比較する上で気になるのはCloud Ready版の起動時間だ。
(画像2:ポートブックのBIOS表示)
動画調査によると画面表示まで16.3秒。Chrome OS起動時間を加えると総合計36.6秒となる。一方、ChromeBookの電源オンからパスワード画面までの時間はわずか6〜7秒で、Googleが設計したOSならではの高速動作を実現している。
ハードウェアチューニング済みChromeBook(例:ASUS製)との対比では明らかにポータブックの価値が薄れてしまう。特に高齢者向け用途など限られたシナリオ外では選択肢として活用できる程度だ。
ふと押入れから出てきたNECモバイルギアは懐かしい記憶を呼び起こす(画像3)。筐体を最新パーツでリニューアルしたChromeOS版があれば即購入したい。最終的にポータブックの選択理由も見つからない結果となった。