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政令指定15都市から8つの項目で移住先を選び抜く

国内移住先候補は札幌、仙台、福岡に限定しているが、老後向けデータのみで選定を再考する。

対象は東京を除く政令指定都市15(県庁所在地)とした。病院・買い物利便性など生活基盤の優先度が高い大都市が最適と判断。

一方物価高騰や維持コスト増加も課題となる。

15都市から8項目で評価し比較表を作成:

  • 人口推移(市別)
  • 高齢者世帯比率
  • 民間家賃
  • 病院数(10万人口あたり)
  • 生活保護率
  • 物価指数(県別)
  • 国民保険料(市別)

データソース:

評価結果:

一覧表

赤色は平均より有利を示す。

人口規模

100万人超都市に限定したが、県庁所在地以外の政令市(例:川崎・浜松)は除外。横浜・大阪・名古屋・札幌が突出。

人口動向

増加率上位は福岡>仙台>埼玉。福岡の成長率2.1%は県内首位。

高齢世帯比率

若年層が多い地域が有利(宮城<新潟<愛知)。静岡も良好。

家賃水準

東部より西部で相対的に安価。福岡は全国平均に近い価格帯。

医療資源

病院数最多は熊本>北海道>福岡。福岡の9.1件/10万人口は県内最高水準。

生活保護受給率� 静岡<新潟<愛知が健全な都市と判定。大阪の5.8%は全国最悪。

物価比較

神奈川>京都>大阪で高額。熊本・岡山・静岡は低物価地域に該当。

保険料(40-64歳無職世帯)

最安位は埼玉<名古屋<仙台。国保税額は市別差が顕著で、詳細比較が必要。

総合評価

7項目から最高7ポイント算出:
– 5ポイント:名古屋、仙台(病院数のみ不足)
– 4ポイント:福岡(生活保護率除外対象外)

補足評価要素:
– コンパクトシティ構想進捗度:札幌・仙台・神戸
– 単身高齢者適地:静岡・熊本
– 物理環境優位性:福岡(博多区など都市密集エリア)街が市内に散らばっていると歩いて通える利点が薄まる可能性があります。

数値データに基づくランキングがないため、公式でコンパクトシティの推進に取り組む主要都市を挙げると札幌、仙台、神戸です。

さらに福岡は博多・中洲・天神エリアが密集しており、コンパクトシティの要件を満たしていると考えられます。

一方、名古屋は異なる可能性がありますし、さいたまや岡山ではコンパクト化の構想はあるものの具体化していない状況です。

これらの要素を考慮すると、活気にあふれる福岡、安定した仙台、物価が安い熊本、さらに東京へのアクセスが良くても物価が抑えられている静岡が有力候補と言えそうです。

交通の利便性も考慮すれば、名古屋やさいたま、岡山は居住環境として優れているかもしれません。

特に福岡や仙台は私の個人的な関心が強いですが、自身の優先順位をエクセルシートにまとめてランキング化してみるのも良いでしょう。

Categories: 移住
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