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年末に算出した今年度の貯蓄額、期待を裏切る驚きの結果とは?

貯蓄額が把握できていない?

会社を辞めることを考えているのに、実際にどれだけ貯金しているかざっくりしか分からない。
年間貯蓄額はボーナス200万円+給与10万円で、アパート経営が税金分赤字を差し引いて約300万円だと想定していた。

アパート経営のキャピタルゲインは十分に成果が出て、インカムゲインの損失を補って余裕があった。ところが借り上げ会社が計画倒産し、家賃収入が減少したため、見直すのも嫌になりここ5〜6年は貯蓄額を正確に把握できていない。
管理会社の手数料が増え続け、赤字が膨らむばかりで、不愉快さが増す一方だ。

投資家としては失格に近いが、その結果10年間保有して得た収益は十分だったので「結果オーライ」と言える。

今年の貯蓄額を正確に調べてみよう

来年こそ退職したい。そこで、今年の貯蓄額を1円単位で決算してみる。
細かく収支をつけているわけではないので、メインバンクの口座の1月時点残高を確認し、現在の残高から差し引けば大まかな貯蓄額が出る。

ただし今年はアパートの売却益も発生した。
買値から減価償却を差し引いた価格以下で売却したため税制上は売却益ゼロだが、実際には収入として計上する必要がある。この売却収入は除外して計算した。

車を買い換えて下取りに加え追金75万円を使ったので、300万円から75万円を差し引くと225万円の貯蓄になる。
メインバンクとサブバンクがあり、サブバンクは給与から毎月10万円を天引きして貯蓄している。
メインバンクにはボーナスと残りの給与が振り込まれ、生活費を差し引いた残額が貯蓄となるため分かりにくい構造だ。

思わぬ貯蓄額に?!

12月の給与前残高から1月の残高を差し引き、アパート売却分を除外して120万円を足すと以下の結果になる。

4,414,279円

想定より200万円以上も増えている。
車を買い替えなければ500万円貯蓄していたことになる。

通帳から支出を計算

不自然に思えるので、通帳の記載支出を月ごとに合計した。

今年の生活費は車代除きで300万円に満たない。
441万貯蓄+75万車代+296万生活費=合計812万円。

残り約200万円は所得税・住民税・年金・健康保険に取られているため、収支が一致する。
12月は少し節約していたものの、実際にはそれほど質素ではなかった。

したがって、今年の生活レベルを維持すれば辞職後も安心だ。
車以外にも洗濯機や親へのiPad購入、第一生命老齢年金保険に2万円貯めているなど、12月は週1回マッサージをやめたことでさらに支出が減った。

300万円から40万円を差し引くと、会社の報奨金も管理職としてポケットマネーだったため実質生活費は250万円。
退職後の予定支出は月21万円でぴったり。

今年は社食が多く食費が抑えられたので、月2〜3万円ほど追加支出が発生する可能性もあるが、車をやめればトントン。

最長2年で実現

通常の退職金を別にしてあと1000万円あれば辞めることができる。
年間500万円貯蓄できるなら、退職金増額なしでもあと2年で達成可能。
これでかなり気楽になる。

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