プラチナインゴット購入体験:田中貴金属での実際の手続きとコスト比較
退職後の資産形成を目的に、先日ゴールドショップ三菱で金のインゴットを購入したことがきっかけで、同じく100gのプラチナインゴットを田中貴金属で試してみました。今回はその実際の流れと費用感をレポートします。
1. 店舗への行き方と初印象
普段着で訪問したため、対応がやや冷たく感じられました。宝飾コーナーにいた店員はほぼ無言で取引コーナーへ案内してくれました。
1-1. 取引コーナーの雰囲気
三菱とは違い、ここでは「銀行ローン相談窓口」のような空間で取引が行われます。店長風の担当者に詳細を聞かれ、40万円相当の札を渡してインゴットへ交換しました。
2. インゴットの取り扱いと重量確認
プラチナはビニールケースが密閉されておらず、店員が手袋をはめて取り出しました。計測器で重さを確認すると 100.03g という正確な数字が出ました。
2-1. 三菱との違い
三菱ではビニールに密閉されているため、重量の確認はできませんでした。個人的には密閉状態の方が安心感があります。
3. 手数料と価格比較
購入時の手数料は 16,200円 と思っていたよりも高く、三菱の約5,400円に比べて大きな差がありました。実際の金額は以下の通りです。
項目 | 金額(円) |
---|---|
1g小売価格(2016/12/29) | 3,775 |
100gインゴット代(手数料込み) | 393,700 |
販売価格(手数料差し引き後) | 347,300 |
利益 | 46,400 |
金の5%程度なら許容範囲ですが、10%以上の損失は避けたいところです。日本マテリアルで同じインゴットを38万円で購入できたので、やはり宝飾屋より専門店の方がコストパフォーマンスは良いように感じました。
4. 購入後の保管と書類管理
インゴットは紙切れ付きで購入計算書も付属。売却時に利益を証明するため、紛失すると5%が税金対象になるため、現物と書類は別々に保管するよう店員から指示されました。
4-1. インゴットの外観
表面には「TANAKA TOKYO MELTERS」のロゴや「PLATINUM 99.95 100g」と刻印があり、ステンレス風の色合いで金より重く感じます。封筒は宝飾っぽいデザインです。
5. 他店との比較と将来展望
三菱のインゴットはぷっくりした形状、田中貴金属・日本マテリアルはフラットで保管しやすいという違いがあります。今後は手数料が低めの店舗を探しつつ、プラチナ価格が40万円超えたら売却も検討したいと思います。
5-1. プラチナガンダムの話
最近、1.4kgで2900万という高価な「プラチナガンダム」を田中貴金属が販売していることも知りました。純金版は昨年発売されており、純銀版も出た際には購入を真剣に検討したいところです。
投資は自己責任で行う必要がありますが、今回の体験から得られた情報を活かし、より賢く資産形成を進めていきたいと思います。