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肝臓の数値に悩む方へ:検査結果を読み解くポイントと改善策

LOH症候群と定期血液検査で見える肝機能の変化

持病のLOH症候群により、私は毎月病院へ通い、半年に一度は詳細な健康診断を受けています。これらの検査のおかげで、完璧ではないものの体調を把握できるようになりました。

5年間にわたって記録されたデータを簡単にグラフ化することができます。

青字はγGTP、赤字はGPT(ALT)です。

肝機能値の推移と懸念点

以前から肝臓関連の数値が高めで気にしていたものの、最近の検査ではγGTPが危険水準まで上昇しています。GPTは閾値30を大幅に超えているものの安定しており、あまり心配していません。

過去の記事でも述べたように、若干高めの数値はスタチン系薬剤(リピトール)の副作用と考えています。昨年後半に肝炎ウイルス検査を行い陰性判定を受けたため、一安心していましたが、この上昇は異常です。

飲酒の影響は?

以前は大量に飲んでいたものの、現在は週4日以上休肝日を設けており連続飲酒はしません。12月は比較的飲む日数が多かったですが、検査当日は月曜日で、その前土日は全く飲んでいませんでした。したがってアルコールの影響は考えにくいです。

肝臓疾患以外の可能性

親が転移性肺癌から肝臓癌になり、γGTPを1年間高めていた経験があります。肝炎ウイルスは除外できるため、以下のような原因が考えられます。

  • 薬剤性(例:抗生物質やスタチン系薬剤)
  • 肝硬変・脂肪肝の悪化
  • サプリメント過剰摂取(ビタミンB・Cなどが肝臓に負担をかける可能性)
  • 胆管結石やその他肝臓病
  • 肝臓の弱り全般

風邪は治み、体調もそれほど悪くありません。サプリメントとスタチンは10年近く同じものを継続しているため、急激な上昇原因とは考えにくいです。

過去の深酒経験との関連

2016年11月に深酒した際に翌日右肩が痛くなったことがあります。調べてみると肝臓が弱っているケースもあるようです。肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、症状が出にくいのが特徴です。

今後の対策

来月再度血液検査を受け、γGTPが下がらない場合は医師にCT撮影を依頼します。肝臓機能値が悪化していると感じたら、そのまま放置せず早めに専門医の診察を受けることをおすすめします。

皆さんも肝臓の数値が異常であれば、必ず定期的な検査と適切な対策を行い、健康管理に努めてください。

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