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退職前の最終健康診断と、その後の健診計画

退職前に受けた最後の会社健診

以前は面倒な催促メールでようやく受診できる健康診断を、今回は会社が提供する「最後の健診」としてスケジュール通りに受けました。
退職後に検診を受けないと損だと感じたので、在籍中に結果をもらえるようにしたいと思いました。

ただし、年々簡素化されているため血液検査の項目は数種類まで減っています。
現在の健診内容は次の通りです。

  • 身長・体重測定
  • 聴覚・視力検査(無料)
  • 胸部X線、尿検査、心電図

血液検査の重要性と実際の受診状況

以前は病院並みの項目が含まれていましたが、今は数種類に減りました。
私は通院で半年ごとに10倍以上の項目を調べているため、無料で受ける必要性は低いですが、胸部レントゲンは定期的に受けたいと思っています。

家族歴が影響する肺疾患への備え

父親が中村獅童と同じ肺腺癌で亡くなった経験から、早期発見の重要性を痛感しています。
タバコをやめて15年経過した私は「もうない」と思っていましたが、実際に肝臓への転移が起きたケースもあります。

胸部レントゲンだけでは不十分な場合もあるため、PET‑CTやMRIの受診を検討しています。
(こんな衝動に駆られる人は珍しいでしょう)

退職後10年間の健康診断計画

以下のようなスケジュールで検査を継続する予定です。

  • PET‑CT 毎年(経済的に厳しいため2年おきも考慮)
  • 胸部X線 毎年
  • 血液検査 毎年
  • 胃カメラ 隔年(ピロリ菌がないのでバリウムで代替可)
  • 大腸カメラ 隔年(最低3年毎隔で受診)
  • 脳MRI 3年毎

費用の見積もりと年間平均

  • PET‑CT:10万円
  • 胸部X線:3千円
  • 血液検査:5千円(保険適用、年2回)
  • バリウム:1万円
  • 胃カメラ:2万円
  • 大腸カメラ:2万円
  • MRI:7千円(保険適用)
  • 便潜血検査:600円

年間基本検査は「血液検査」「胸部X線」「便潜血検査」の3つです。

年度年齢検診内容費用(円)
201750基本検査,PET-CT,胃カメラ (保険),大腸カメラ133000
201851基本検査, バリウム,腹部MRI30000
201952基本検査,頭部MRI20000
202053基本検査,PET-CT,バリウム123000
202154基本検査,大腸カメラ,腹部MRI40000
202255基本検査,バリウム,頭部MRI30000
202356基本検査,PET-CT113000
202457基本検査,バリウム,腹部MRI30000
202558基本検査,PET-CT,大腸カメラ,頭部MRI140000
202659基本検査,バリウム23000
202760基本検査,PET-CT,胃カメラ,大腸カメラ153000
合計835000

10年間で約83万円、年間平均8.3万円

費用が高いか安いかは個人差がありますが、退職後に成人病で闘病生活になるのを防ぐためにも定期検診は重要です。
ピロリ菌がいる場合は除菌し、女性なら子宮癌・乳癌検診も受けるべきです。

他の癌は早期に検出できれば治療可能なケースが多いので、定期的な検診を継続することが推奨されます。

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