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退職手続き完了!社内申請の流れとポイント

先日、以下の3種類の申請書を提出しました。

  • 退職所得申告書
  • 銀行振込依頼書
  • 健康保険任意継続被保険者資格取得申請書

今回届いた2種類の書類は、以下の通りです。

  • 確定給付企業年金一時支払い指図書(CB一次支払指図書)
  • 確定給付企業年金(CB)繰り下げ支給申請書

どちらも名称が長く、わかりにくいですが、内容は「一時金を受け取る」か「企業年金として受け取る」かの選択肢です。

### 一時支払い指図書とは?

仰々しい名前の通り、一時金で割増金を支払うように指示する依頼書です。特別な指示はなく、単純に一括で受け取ることができる書類です。

### 繰り下げ支給申請書とは?

中途退職者向けに作られた書類で、一定年数勤務した社員が「CBを一時金として受け取る」か「企業年金へ移行する」かを選択します。
– 一時金:即座に現金化。
– 企業年金:終身ではなく有限で、残金は特定年数(例:10年間)で分割払われます。

#### 企業年金のメリット
– 年率約2%で運用され、10年で約20%の利息が期待できます。
– 税金を無視すれば、長期的に見てかなりお得です。

#### 定年退職者の場合
CBは「一時金」と「企業年金」に分割受け取り可能で、企業年金は終身になります。
この差は大きく、計算すると終身ではなく有限でも企業年金を選ぶ方が有利です。

### 税金・保険料の影響

– 所得税・住民税:受取額に応じて増減します。
– 国民健康保険料:退職後は高くなる傾向があります。
– 確定拠出年金(DC):60歳で支給開始、65歳から厚生年金が付随。
– 税控除:1回目の退職金受取後、15年経過すると「年数×30万円」の控除が適用されます。

結果として、一時金でも企業年金でも、税負担や保険料を考慮すると差は小さくなります。
リスクを避けるために私は一時金支払い指図書のみを提出しました。

### 中途退職者の提出書類まとめ

– 確定給付企業年金一時支払い指図書
– 繰り下げ支給申請書(必要に応じて)

これで、提出書類は完了です。
「何かが起きるまで待つより、一時金を確定させたほうが安心」という判断でした。

Categories: 退職準備
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