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無職になったらまず試すべき生活費管理法

【5〜7月の生活費変化レポート】

実際に家計簿データをもとに、年次有給休暇や退職後の無職状態でどれだけ支出が変わったかを確認しました。今回は5月(ほぼ有給)、6月(全日有給)と7月(退職後)の3カ月に注目し、生活費の実態を可視化しています。

※生活費は月20万円、予備予算58万円、税金12万円と設定。
黄色=実際にかかった生活費、ピンク=贅沢品・年金保険(実質貯蓄)

食費

2月は勤務日数が少ないため減少し、3〜5月は約45,000円前後。
1日1500円の予算に対して、朝食160円・昼食600円・夕食500円・その他240円でバランスを取っています。

  • 朝食:内容が変わるものの金額は安定。コンビニサンドイッチから自宅購入へ移行しコスト削減。
  • 昼食:社食や自宅調理で波がありますが、月平均600円。
  • 夕食:外食を控え、惣菜中心で500円。ヨーグルト・お菓子で240円。

無職でも食費は変わらず、朝食内容の変更だけが少し増加する可能性があります。

日用雑貨

トイレットペーパー・カミソリ・ゴミ袋など、必要に応じて購入。大きな変動はありません。

エンタメ

動画配信・書籍・映画・ゲーム等。5月は書籍購入を控えたため減少。
趣味が増えると予想したものの、実際には変動なし。

美容・衣服

眼鏡購入(贅沢品)と散髪代のみ。大きな変化はありません。

医療・保険

年金保険料を除いた2万円の実際支出が約6,000円。サプリ購入で波がありますが、総合的には安定しています。

通信

固定費は変わらないものの、WIMAX→Nuru→FUJI WIFIへ切替で一時的に増減。今後は安定見込みです。

水道・光熱

隔月で水道料金が発生し、NHK料金も含めて5月は3月より約1,000円安く見えるものの実際は増加。
冬・夏は7000〜8000円、春秋は5000〜6000円と電気代が高くなる傾向があります。

住まい

マンション積立金・管理費・火災保険など固定。家具の購入で増減することもありますが、無職時は変動しません。

クルマ

駐車場代・任意保険・ガソリン代。5月は数回利用のみで給油無し。定期券未更新により移動が制限され、今後交通費増加の可能性があります。

大型出費

旅行関連費用は生活費とは別枠とし、本記事では割愛します。

その他

会社の付き合いにかかる費用が減少。アルコール消費も大幅に削減。

まとめ

想定より変化は小さく、光熱費は約20〜30%増(2000円程度)に留まります。
食費は5万円弱で安定し、生活全体の1%以下の影響です。

  • 交通手段が最大の変化点。無職後は自費移動になるため、電車利用を最小限に抑える必要があります。
  • 定期券購入は通勤並みに頻繁な移動がないと元が取れません。
  • 海鮮食べ放題や海外半移住などの選択肢も検討しつつ、現在の生活費を維持する方策を模索します。

参考:2017年の家計簿まとめ(前半6か月は職あり、後半6か月は無職)

Categories: 退職準備
おーら:

View Comments (1)

  • セミリタイアを目指しているので、色々と参考にさせていただきます。