無職になった生活費 その1

正しくは7月から無職なのだが5月はほとんど年次有給休暇消化のためほぼ無職と同じ状態。

更に6月は全日有給休暇なので4月迄と6月や退職後の7月を比較するのがベストだがその前哨として5月と過去を比較してみた。

あえて「その1」とタイトルに付けたので5〜7月の3ヶ月間チェックしてどう変化していくかを確認したい。

入力した家計簿から実際にかかった生活費(黄色)と贅沢品、年金保険(ピンク)を並べて集計した。


生活費と贅沢費を分けても意味がなく両方合わせて生活費だろうという意見もあると思うが、生活費を月20万円、予備予算を58万円、税金を12万と設定しており、この予算20万円の生活費について変化をみていく。

5月の約3万円は北海道の旅費と旅行用ドライヤーなどの家電。

同じく5月の眼鏡を贅沢品とカウントするかは微妙だ。

でもメガネは自宅や車に5個以上あるし、度が足りなくなったわけでもなく退職を機にヘアスタイルを変えるためそれにあわせるメガネが欲しかっただけなのでやはり贅沢品に分類した。

メガネに代表されるように中には生活必需品っぽいものもあるが無くても生活ができるものは贅沢品としている。

だったら車もそうじゃない?といわれそうだが当面はハローワーク通いなどで必要とする。

年金保険は生活費に入れる・入れないと自身の中でもめているが実質貯蓄なので外した。

1月は父親がなくなる直前で何かと金がかかっているので省くとして、2-4月と5月にどのような傾向があるかだ。

食費

2月は日数が少ないので減少傾向にあるが3-5月は計算したように45000円前後になっている。

1日1500円の食費だとわかる。

朝、昼、晩の食費は3ヶ月とも割合が近く160円、600円、500円そしてその他が240円だ。

朝食は結果だけ見れば3-4月も5月も160円前後だが内容は全く違う。

3-4月はおにぎり1個の日と休日はガストに通い平均160円になっている。

5月はファーストフードで食べているかパンを買ってきて自宅で食べているか食べないかのいずれかで平均すると160円。

昔はよくコンビニサンドイッチを朝食べていたが近所のコンビニが嫌いになったので滅多に食べなくなったのがコストを下げている一因になっている。

昼は1200円の食事から社食400円や自宅でうどんやカレー200円と波が激しいのに1ヶ月で平均を取るとなぜか毎月約600円になる。

自宅で食べているものについてはまた別の機会で触れたい。

何を食べるか意識はしていないが今日はいいものを食べたから明日は抑えようという気持ちが働いて毎月同じような食費になっているかもしれない。

夕食はあまり外食をせず惣菜で済ませることが多いので500円は納得できる。

240円は大半がヨーグルトかお菓子。

お菓子は少し高いかもしれないが夜は一切食べないようにしているので健康上は大丈夫だ。

食費については仕事をしていても無職でも変わらないようだ。

但し朝食は内容が大きく変わっているので今後増加する可能性はあるものの全体で5万円はかからないとみていいだろう。

日用雑貨

トイレットペーパー、カミソリ、ゴミ袋、乾電池、綿棒、歯磨き粉など足りなくなったら足していくだけのもの。

これも特に変わる要素はない。

エンタメ

動画配信、書籍、映画、オンラインゲーム接続料などがこれにあたる。

5月は書籍を買わなかったので減っている。

暇なので増えると予想していたがそうでもなかった。

美容・衣服

5月は眼鏡と散髪代。

ここも特に変化はない。

医療・保険

年金保険料を含めているので2万円を差し引いた額が実態。

5月は6000円。

凸凹しているのはサプリをいくつか2ヶ月に1回買っているのでその費用がかかっているためで特に変化はない。

通信

通信費は固定費なので変わらないが凸凹しているのはWIMAX→Nuru→FUJI WIFIとモバイル用回線を切り替えてきたから。

ここは安定するので変化なしでいいだろう。

水道・光熱

隔月に水道料金が発生し、2月にはみてもいないNHK料金が発生しているので5月の費用は3月に比べ1000円ほど安くなっているといいたいところだが、これ実は増加している。

あまり気にしていなかったが働かず自宅にいる時間が多いので電気代が冬と5月であまり変わっていない。

通常冬、夏は7000-8000円で春、秋は5000-6000円の電気代が7000円を超えてしまっている。

エアコンなしなのでおそらくテレビやパソコンなどが主な消費源。

すると夏冬はかなり増加すると予想できる。

考えてみれば当たり前の事だ。

老人が本も読まないのによく図書館やショッピングモールで独りポツンと座っているのは光熱費節約のためなのかもしれない。

そう考えると少し悲しくなる。

住まい

マンションの積立金、管理費、火災保険が固定費でたまに増えているのは椅子などの家具。

ここは特に無職だと増減するものではない。

クルマ

駐車場代、任意保険、ガソリン代。

5月は数回しか乗ってない。

だから給油もしていない。

5月はまだ定期券があったので移動は電車でよかったが現在切れたまま更新していないので移動に困っている。

代わりにクルマ移動が増えているかといえばそうでもない。

月に数回乗る程度なのでクルマは無くてもいいのだが、気持ち的にはクルマがない不自由さも感じるので難しい。

集計はしているもののなかったので今回計上しいていない交通費が今後増加するのは確実であり、自分の行動範囲の定期券を買うかクルマが停めやすいところに今後の行き先を変更するか悩ましい。

大型出費

主に旅行にかかる費用。

なので今回の通常の生活費とは別枠の贅沢費なので割愛。

その他

主に贅沢品と会社の付き合いなどの費用。

多くの人はこの会社の付き合いにかかる費用が減ることになるのだが、1月から辞めることを決めていたので2月頃には出費がなくなっている。

昔は浴びるほど飲んでいたアルコールも付き合いで飲まないと家では飲まない人間なので極端に減った。

まとめ

想像していたより変化は少ない。

光熱費も単体で見れば20%ー30%増になりそうだが増えるといっても2000円程度。

生活費全体の1%に過ぎない。

食費もブログを開始した当時は6万とか9万とかに設定していたが5万円弱で充分だった。

当時家計簿をつけていないので詳しい食費は分からないが、いまより少し贅沢だったので6−7万円程度でなかったかと推測する。

長期旅行に行った場合、食費が増加するだろうが、毎月長期旅行に行くわけでもないので生活費の余剰金で賄えそうだ。

北海道半移住で海鮮食べまくればエンゲル係数上がりそうだが保留にした。

福岡や仙台なら今と変わらない食費でなんとかいけるはず。

もちろん東南アジアの半移住なら食費も下がるはず。

当然海外の食事が合う合わないというリスクもあるがタイ料理に関しては何度か食べてタイカレーの辛いの以外は香草を含めてどちらかと言えば好きな料理なので週1、2回日本料理が食べられればなんとかなりそう。

おそらく自分の場合、無職になった最大の変化は交通手段。

下旬まで会社の定期券があったのでふらっとイオンなどへ行っていたがこれからは自費で移動することになる。

移動範囲が狭くなるのは窮屈だ。

といって半年で7万近い今までと同じ経路の定期券や乗り放題の定期券を自腹で買うかといえば通勤並みに毎日移動しなければ元が取れないのでとても買えない。

用もないのに切符買って移動できるかといえば難しいので今後電車移動は必要最小限になる。

気持ちの切り替えが大切だが会社支給定期で無料で乗っていたようなものなので踏ん切りがつかない。

ばっかじゃないの?と思っていたキセルをする人の気持ちが少しわかる気がする。

行動範囲を狭くしたくないのでしばらくは郊外店舗中心の移動に変わりそう。

参考 → 2017年の家計簿のまとめ(前半6か月が職ありで後半6か月が無職)


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コメント

  1. 見知らぬ男 より:

    セミリタイアを目指しているので、色々と参考にさせていただきます。