バンコクへ続いて、日本からマレーシアへの往復航空券で最も安くなる空港を調査しました。
今回の比較は、2017年7月5日(火)〜12日(水)の期間に限定し、国際空港6箇所中クアラルンプール空港のみを対象としています。
## 1. 空港別往復航空券価格比較
– 乗客数トップ10の空港を基準に、各空港からの往復で最安値を記載。
– 主要な料金サイトはエクスペディアとスカイスキャナーを使用しています。
### 安い順(中部・関西・成田/羽田)
1. 中部:ベトナム航空 27,252円
– 価格はサイトで確認できず、スカイスキャナーでも途中でエラー。
– ネット旅行代理店の対応が不完全なため、正確には関西・成田/羽田・福岡順となります。
2. 関西:LCC+FSC/LCC+LCC の組み合わせが多く、直行便はほぼありません。
– 例:鹿児島→ピーチ + エアアジアで43,586円(非常にお得)。
3. 成田/羽田:ベトナム航空のクアラルンプール・バンコク路線が安価。
– LCCに迫る価格設定。
4. 福岡:LCC+FSC での往復が比較的リーズナブル。
### エアアジアの料金
– トップ3空港での最安値は20,000円後半〜30,000円前半。
– バンコクより数千円高いものの、4万円前後でクアラルンプールへ行くことが可能。
## 2. 国内拠点別の移住候補
| 拠点 | バンコク往復 | クアラルンプール往復 |
|——|————–|————————|
| 大阪(関空) | 約20,000円 | 約30,000円 |
| 和歌山 | 同上 |
| 札幌 | 高め |
| 福岡 | 最も安い |
結論:大阪や和歌山を拠点にすれば、冬季の乾季にバンコク・クアラルンプールへ半移住がしやすくなります。
ただし、関空-クアラルンプールはタイエアアジアのみで運航しているため、同社撤退時には価格変動リスクがあります。
## 3. スカイスキャナーを使った簡単検索方法(追記)
スカイスキャナーでは「出発地=日本」「目的地=クアラルンプール」「出発日=月全体」設定で、
その月の最安空港順にランキング表示できます。
– 8月の航空料金が安い順は関西・札幌・福岡・東京・中部。
– 逆検索も可能で、例えば「出発地=関西」「目的地=なし」設定にすると、
「8月に関西から行ける国内外どこでもいいから安い航空料金順」が表示されます。
この機能は定年退職者など、日程や目的地を限定せずに「安く海外へ行きたい」と考えている人に便利です。