8月の仙台・福岡へ移住視察:最適な交通手段を徹底比較
夏休み前に名古屋から仙台または福岡へ移住視察を計画する際、航空機で往復4万円以上が一般的です。月末になると3万円弱の安いチケットが見つかることもありますが、繁忙期はLCCでも料金が高く、中部空港から仙台空港への直行便は存在しないため、コストパフォーマンスに優れた代替手段を検討する価値があります。
比較対象:飛行機・新幹線・高速バス・青春18切符(JR)
自家用車での移動は10時間以上の高速走行が必要になるため、今回は除外します。以下ではコスト、所要時間、乗り換えの負担を比較します。
1. 青春18切符(JR)
- メリット:最も安価。月末までに旅行を終える必要がある点は除外できる。
- デメリット:所要時間が長く、乗り換えや寝ていることが難しい。ラッシュアワーで立ちっぱなしになる可能性も。
2. 高速バス
- メリット:18切符より座席確保され、快適に移動できる。8月は割高だが、9月以降なら1万円程度で往復可能。
- デメリット:仙台行きは東京乗り換えが必要で日中の移動になるため、睡眠時間が確保しにくい。福岡行きは夜間バスで車中泊となる。
3. 新幹線
- メリット:飛行機より時間的に優位、座席予約変更が容易。ビジネスマン向けの最適な選択肢。
- デメリット:繁忙期・閑散期を問わず料金は高めで、コスト面では不利。
4. 飛行機(LCC含む)
- メリット:距離が短い場合、所要時間が最も短く、交通費を抑えることができる。福岡へは9月以降高速バスと同程度の料金。
- デメリット:8月は繁忙期で高価。夜間フライトの場合睡眠障害や時差ぼけが起きやすい。
実際に検討したルート例(名古屋→仙台)
① 名古屋 → 高速バス → 大阪 → JR → 関西空港 → ピーチ航空 → 仙台空港 → JR → 仙台
- 往路総乗車時間:5時間50分、費用:約3万円(ピーチ航空+高速バス+JR)
- 復路は近鉄の関西空港片道割得切符を利用。合計約3.2万円。
② 名古屋 → 中部国際空港(直行便)→ 仙台空港 → JR → 仙台
- 往復料金:28,000円、総乗車時間:約2時間20分。交通費+宿泊費を合わせると約4.2万円。
関西空港経由のルートは、昼間に大阪で数時間過ごせるメリットがありますが、料金差額は1万円程度です。コスト重視なら中部国際空港直行便が最も経済的ですが、移動時間を短縮したい場合はピーチ航空の利用も検討してください。
フェリーでの代替案
コメントで紹介された太平洋フェリー(名古屋〜仙台)は隔日運航で22時間。寝台を予約すれば快適に過ごせ、A期間のインターネット予約なら往復10%割引が受けられます。
船舶 | 所要時間 | 料金(往復) |
---|---|---|
A寝台 | 22時間 | 15,800円 |
B寝台以上 | 22時間 | 17,800円〜 |
フェリーはコストパフォーマンスが高く、船酔いしにくいため、次回の移住後の定期的な移動手段としても有望です。
まとめ:8月の仙台・福岡への最適ルート
- 仙台(夏季):ピーチ航空+高速バス+JRを組み合わせ、約3.2万円で往復。フェリーもコスト優位。
- 福岡(9月以降):高価なLCCを避け、高速バスや新幹線とピーチ航空の組み合わせが経済的。
- 時間に追われるビジネスマンは新幹線、コスト重視であれば青春18切符・高速バス。移動中に睡眠を確保したいならフェリーがおすすめです。
以上の情報をもとに、ご自身の予算や時間帯、体調管理などを考慮し、最適な交通手段を選択してください。
View Comments (4)
大阪在住(ていうか関空の近所に住んでます)なんで関空は何度も利用してますがピーチの入ってるターミナルにカードラウンジありましたっけ?
自分は使わないんで印象に残ってないのかも分かりませんが見た記憶がないですね。
LCCのターミナルは7イレブンとカフェぐらいしかないと思いますけど・・・
メインターミナルからLCCターミナルに移動するのかな?
ただ、関空はターミナル間は徒歩では不可なんでお気をつけて。
コメントありがとうございます。
ありゃま関空ってLCCが専用ターミナルになっているんですね。
知りませんでした。
第1ターミナルのランドサイドのKALラウンジ(がプライオリティパスで使えそうなので
ここで時間を潰して連絡バスで第2ターミナルに移動することにします。
事前に教えて貰って助かりました。
太平洋フェリーは?
コメントありがとうございます。
名古屋から太平洋フェリーなんてのが就航してたんですね。
チェックしてみたら1泊で着いてB寝台往復約16000円なので予約が取れるかわかりませんが
これは本気でありでしたね。