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脳ドックの結果に悩む―診断で失敗と感じる瞬間の対処法

先日、脳ドックを受けました。

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検査結果は郵送で届き、所見は紙一枚でした。以下の画像をご覧ください。

検査で発見された脳の病変一覧

  • 無症候性脳梗塞
  • 大脳白質病変
  • 無症候性脳出血
  • 無症候性未破裂脳動脈瘤
  • 無症候性脳腫瘍・腫瘍性病変
  • 無症候性脳動静脈奇形
  • 海綿状血管腫
  • もやもや病
  • その他の脳の病変
  • 頸動脈の狭窄・閉塞病変
  • 血管壁隆起性動脈硬化性病変
  • その他の頸動脈

結果はすべて「異常なし」と記載されました。紙一枚だけで十分と感じる方も多いでしょうが、私は以前に2回の脳MRI検査を受けた経験があります。

  • 年齢より多めの無症候性脳梗塞
  • 脳底動脈の異常

頭部MRIを撮ってから約4年が経過しましたが、これらの状態が改善することは考えにくいです。そこで疑問が生まれました。

脳ドックと専門医診断の違い

多くの脳ドックでは、内科専門の医師がMRIを解釈します。しかし、脳に特化した神経内科医は画像だけでなく、神経学的検査も実施し、より詳細な所見を提供します。

例えば、富田病院の脳ドックでは「神経内科専門医が神経学的診察を行う」ことが特徴です。富田病院では、画像検査だけでなく、実際に患者の症状や機能を評価することで、見落としがちな重大な病変も発見します。

「脳ドックはMRIのみならず、専門医による神経学的診察を受けることが重要です。画像だけでは分からない危険な病変を見逃さないようにするためです。」

自分の選択と今後の対策

今回、検査料が安い病院を選んだ結果、専門医による詳細診断は受けられませんでした。脳ドックは「簡易検査」ではなく、「生活に支障がないか」「軽度の脳梗塞が進行しているか」「脳萎縮の程度」を把握するためのものです。

もし症状(頭痛・耳鳴りなど)がある場合は、保険適用で神経内科にMRIを受けてもらう方が確実です。主治医も「症状があれば保険で診断できる」と言ってくれました。

専門医付き脳ドックの選び方

  • 神経内科・脳外科の専門医が在籍しているか確認する。
  • 画像検査だけでなく、神経学的診察が含まれているかチェックする。
  • 費用とサービス内容を比較し、安価すぎる場合は品質に疑問を持つ。

私は今後、専門医が診断できる脳ドックを選びます。さらに、PET-CTも予約済みです。高い検査料を払うなら、誤診のリスクが低く、専門的な評価が受けられる病院で受診するべきです。

来月には結果と経験をレビューし、皆さんに共有します。ご参考になれば幸いです。

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