足の痛みとインソールで改善する方法:実体験から学んだポイント
先週、義股装具士に足型を取ってもらうために再来院しました。最初は「足型だけ取る」つもりでしたが、診断と費用の説明まで行われたので、実際にどんなプロセスだったかご紹介します。
診断内容
- 土踏まずのアーチが低め
- 指の力が弱い
- 足首の縦方向の動きが硬い
- バランスが後ろに偏っている
これらの要因で、足底筋膜が張りやすく、かかとや指先に痛みを感じていました。診断は足を数分触るだけで完了し、立った状態で腕を前後に組んで倒れやすい方向を確認してくれました。
インソールの設計
装具士は、足型を取るために粘土ではなく「押すと凹むスポンジ」を使用しました。驚いた点は、足にフィットするだけでなく、症状が緩和されるような凹凸とクッションを設計してくれることです。
具体的には、つま先側を軽く持ち上げて後ろへ倒れにくい構造に。逆の力学で働くため、まるでマジックのように感じました。
装具士と医師の違い
初診時の医師は「扁平足」かどうかを確認するだけでしたが、装具士は足首や指先の力不足を重視し、実際に痛みを抑えるインソールを作ってくれました。医療用インソールの保険適用範囲(1年半で1足まで)があるため、扁平足でない場合でも治療が可能です。
靴選びのポイント
- 指先に0.5〜1 cm余裕を持たせる
- かかと周りはしっかりフィットするものを選ぶ
- 横幅はヒモで調整できるデザインが良い
装具士のおすすめはニューバランス。例えば「NYC363」なら26.5 cmを購入すると、足に合いやすいと判断されました。
費用詳細(例)
項目 | 金額 |
---|---|
初診料 | 2,190円 |
型作成医療費 | 4,400円 |
インソール製作(3足) | 42,000円 × 30 % = 12,600円 |
総計 | ≈19,190円 + その他の医療費 |
保険で7割返還されるため、実際に負担する金額は抑えられます。修正は1回無料で、効果が出ない場合は1か月程度様子を見て調整してくれます。
まとめ
- 足型だけではなく、症状に合わせたインソール設計が重要
- 装具士の診断は医師よりも具体的で実践的
- 靴選びはサイズとフィット感を重視し、専門家のアドバイスを活用
- 費用は保険適用に注意しつつ、事前説明があるため安心
次回の来院で完成したインソールを試す日が楽しみです。足の痛みで悩んでいる方は、一度専門家に相談してみると良いでしょう。