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Lenovo Ideapad 320S (i5‑8250U, 8 GB RAM) – 完全レビューとパフォーマンス評価

Lenovo IdeaPad 320S を9万円で購入しました。
i5‑8250U + 8GB RAM の 81AK007NJP モデルです(4GB版は 81AK0082JP・81AK0085JP です)。
久しぶりに自腹でノートPCを買ったので、開封から実機感想までレビューします。


開封

NTT‑X で購入し、旅行帰りに届く予定でしたが、発送後すぐに配達業者へ引き渡され、約4日間放置。
箱は小さめで、Amazonの大段ボールではなく手軽に片付けられるサイズです。

内容物はノート本体と AC アダプタのみ。
アダプタは 100‑240V, 73.338Wh(実際は 65W)で、軽量かつ高速充電が可能です。

セットアップ後、システム情報を確認すると RAM が 8GB であることに安心しました。

ベンチマーク

BIOS を最新バージョンへ更新し、以下のテストを実施しました。
(インテル UHD620 ドライバーは 23.20.16.4849 にアップデート済み)

– CINEBENCH R15

– Geekbench 4.2.0

– CrystalDiskMark 6

– ドラゴンクエスト10 ベンチマーク

| Benchmark | Lenovo IdeaPad 320S (i5‑8250U) | Surface Laptop (i5‑7200U) |
|———–|——————————|————————–|
| CINEBENCH R15 CPU(cb) | 424 | 331 |
| Geekbench 4.2.0 Single/Multi | 4242/12877 | 3725/7523 |
| CrystalDiskMark 6 Seq(R/W) | 1573/587 | 650/132 |
| Dragon Quest 10 | 7700 | 5525 |

Surface Laptop は第7世代 CPU を搭載。
i5‑8250U のベンチマークは同等モデルと比較して若干差があるものの、事務作業や軽いゲームには十分な性能です。
256GB SSD は高速読み書きで、日常使用に最適。

外観

– デザイン:Lenovo のロゴのみが刻印されており、縁はスマホのような滑らかなカーブ。
– 背面:排熱スリットと左右にスピーカー用スリット、後部に長い滑り止めで持ち運びも安心。

裏側のスリットやスピーカー位置、左側(電源・USB2・ヘッドホン)と右側(HDMI・USB・USB‑C・カードリーダー)のポート配置を確認しました。
キーボードの電源ボタン周辺も見やすく設計されています。

使用感

– 素材:外装はアルミ+ゴールドメッキ、内装はプラスチック。手触りは落ち着きがあり、持ち歩き時に油汚れが目立ちません。
– 重量・厚さ:1.2kg 超、16.9mm で薄すぎず厚すぎず。
– キーボード:キー間隔は広く打ちやすい。Fn キーはデフォルトで F キーと同時押しですが、BIOS から Hotkey を OFF にすると単独操作が可能。
– ファン・熱管理:TDP15W の CPU ファンは高負荷時に回転しますが、日常使用ではほぼ静音。排熱は裏側スリットで放出。
– ディスプレイ:ノングレアで映り込み少なく、解像度 1920×1080 はタブレットよりも大画面に見えるため文字がややギザギザになることがあります。
– バッテリー:標準仕様では 5.6h ですが、節約モードで 6h 超使用可能。
– AC アダプタ:軽量(260g)に 20V・3.25A の出力があり高速充電。
– スピーカー:音質は iPad mini4 や dtab d‑01J より劣るため、動画鑑賞や音楽再生には向きません。
– リカバリメディア:DVD-R ではなく 16GB USB キーで作成が必要。

### 結論
9万円で購入した Lenovo IdeaPad 320S は、コストパフォーマンスに優れたノートPCです。
事務作業や軽いゲーム・動画再生には十分な性能を持ちつつ、携帯性と日常使用感も満足できる仕様。
音質や高負荷時のファン騒音は注意点ですが、価格以上の価値がある一台です。

おーら:

View Comments (1)

  • dell inspiration13とideapad320sで悩んでいたところこちらのサイトに辿り着きました。
    レビューを拝見させていただき、ideapad320sにしようと思います。
    丁寧なレビューありがとうございます。