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寝たきり生活を充実させる! 快適な生活レベルと質の高いケア術【完全ガイド】

退職時期と生活資金のシミュレーション

以前は「いつ辞めればどれくらい暮らせるか」をテーマに記事を書きました。
退職時期による経済レベル – 退職しよう

今回は、父が癌で医療費や老人ホームの費用を経験したことから、自分自身が癌や循環器系疾患にかかった場合に備えて「いつ退職すれば資金が底をつかないか」を算出します。

前提条件

  • 健常時の生活費:20万円/月
  • 寝たきり時の医療費:8.5万円/月
  • 老人ホーム費(入居費):200万円 + 15万円/月(父の試算より若干安い)
  • 寝たきり時の生活費:5万円/月(健常時の半分)

医療費と老人ホーム費は重複しない前提で計算しています。

シミュレーション結果

退職年齢 / 生活状況 期間(年) 項目 金額/月
60歳で寝たきり 10 年 通常生活費 20 万円
25 年 医療費 8.5 万円
25 年 老人ホーム費 15 万円
入居費 一括 200 万円
25 年 寝たきり生活費 5 万円
合計:11,150 万円
65歳で寝たきり 15 年 通常生活費 20 万円
20 年 医療費 8.5 万円
20 年 老人ホーム費 15 万円
入居費 一括 200 万円
20 年 寝たきり生活費 5 万円
合計:10,640 万円
70歳で寝たきり 20 年 通常生活費 20 万円
15 年 医療費 8.5 万円
15 年 老人ホーム費 15 万円
入居費 一括 200 万円
合計:10,130 万円

考察と結論

寝たきり状態で25年生き続けるのは現実的ではありませんが、医療費・老人ホーム費を重複しない前提で計算すると、50歳で退職した場合の資金はほぼ足りる見込みです。若干余裕を持ちたいなら53歳まで働く方が安全かもしれません。ただし、今年から希望退職のオファーが減少しているので、チャンスを逃すリスクもあります。

自分に合った退職時期は「資金」「健康状態」「就業市場」を総合的に考慮した上で決定するべきです。ぜひこの記事を参考に、自身のライフプランを見直してみてください。

Categories: 退職準備
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