親が癌になった今こそ、移住計画を再検討しよう
80歳を超えているので長く生きても2年ほど、安定すれば90歳までは行ける家系です。癌に対しては老人ホームで対応できると考えています。ただ、進行が早い場合は病院で終末期を迎える可能性もあるため、移住計画を忘れずに今から準備することが大切です。
半移住の実現:タイ・バンコクと北海道の両立
以前は年4〜5か月程度をタイ・バンコクで過ごす「半移住」を決めました。タイ移住の検討 – 退職しよう 日本側は現在住んでいる土地に縛られません。夏は涼しい北海道、冬は暖かいタイというサイクルを想定しています。
タイの雨季が夏に当たるため、気候的にはベストとは言えないものの、生活リズムとしては魅力的です。ただし北海道の国民保険料は高めなので注意が必要です。http://www.kokuho-keisan.com で確認すると、収入なしの場合は市を問わずほぼ同じですが、65歳超えると年金生活に移行し、収入が入ると保険料が大きく変動します。現在の地域では月5,600円、札幌市では8,000円です。
航空運賃をチェック
年間最低1往復、場合によっては2〜3往復と想定すると、費用は大きく変わります。現在の地域からLCCで片道32,000円、千歳空港からは38,000円が相場です。往復で約10,000円差ですが、許容範囲内と言えるでしょう。
北海道で住む場所を選ぶポイント
観光だけで行ったことのないため、どこが良いか分からない場合はショッピングモールがあるエリアがおすすめです。札幌駅近くに複数のモールと治安も良い「地下鉄東西線」の西側(琴似駅〜札幌駅間)を中心に探しましょう。
このエリアは病院も揃っており、利便性が高いです。中古マンションか賃貸かで迷ったら、投資物件としての利回りも考慮すると良いでしょう。
賃貸と中古マンションの比較
- ワンルーム・1DK(30㎡):賃料2万〜3万円
- 40㎡〜70㎡の中古マンション(1977〜1982年築):400〜600万円
- 1990年以降の物件:600〜700万円、家賃5〜7万円(利回り約10%)
北海道は空室率が高く、利回りも高めに設定されているため、この相場ではやや不安。札幌市内で3万の1DKを借りる方がリスク低減できます。
現在の家を活用する方法
今住んでいる物件を貸し出せば、固定資産税・積立金などを差し引いてもほぼ8万円が入ります。生活費に5万円程度回すことが可能です。
光熱費の見込み
冬春はタイにいるため暖房費は抑えられ、夏秋は北海道で冷房費が低くなると予想されます。総合的にはコストを抑えることができるでしょう。
まとめ:今すぐ準備を始めよう
親の癌に対する医療対応と、生活リズムを考慮した半移住計画。北海道とタイのメリット・デメリットを整理し、航空運賃や保険料、住宅費用など具体的な数値で比較することで、安心して将来設計ができます。