4章 がん保険給付金申請書類の届き方
アフラックに電話しただけで、3日後に必要書類が届きました。
申請に必要なのは以下の2通です。
– 医師による「診断書兼入院証明書」
– 「給付金等請求書」
保険証コピーを添付すれば完了。領収書は不要で、ジブラルタ医療保険よりも手続きが楽です。ただし、診断書は有料(1万円以上)ですが、費用対効果は高いです。
【Q&Aのポイント】
- 入院中でも請求可能
- 短期入院でも給付あり
- 複数回入院の場合はまとめて証明書を作成可
- 税金対象外で、経済的負担が軽減されます
さらに「スーパーがん保険」にも加入しており、約4,000円ずつ支払っています。治療費用は保険給付でカバーできれば入院中の不安は大幅に減ります。ただし、がん保険は治療目的のみで、介護施設や非治療的な入院費は対象外です。
アフラックでは、ホスピス・緩和ケア等で痛みを抑えるモルヒネの処方など、治療が含まれる場合に限り入院給付金が支払われます。
アフラック Q9
ステージ4では抗がん剤の効果は数ヶ月程度で、長期治療が難しい場合はホスピスや老人ホームへの移動が検討されます。がん保険を活用することで経済的な心配を軽減できます。
5章 抗がん剤治療の請求と費用詳細
親の11月の1か月分の抗がん剤治療は12/10に請求しました。領収書抜粋は以下です。
予想よりも高額で、1か月に150万円超。特にDPC包括・差額が大きく影響しています。治療内容は「治療明細書」で確認できます。
実際の支払金額は238,440円で、内訳はベッド差額162,000円、治療費44,400円、食事32,040円です。高額医療費控除を病院が事前に適用してくれるケースもあります。
診断書費用と合わせて約25万円をATMで引き出しました(1回最大20万円)。手数料は1600円でしたが、事前に準備するのはリスクがあります。高額医療費控除は後から申請しますが、ケンポ協会や国民健康保険など各種制度を確認し、75歳以上なら「後期高齢者医療制度」が適用されます。
負担金の内訳(例)
- ベッド代差額:ジブラルタ医療保険で申請
- 治療費・生活費:アフラックスーパーがん保険の診断給付金と入院給付金で賄う
重要書類(保険証、免許証、通帳など)はスマホで写真を撮っておくと、申請時にスムーズです。
※入院時食事治療費は1食最大360円が支給され、医療保険対象外です。
6章 がん保険の支払通知とまとめ
申請書を郵送してからわずか6日で支払通知が届きました。実際は土日を挟んで3日以内に振り込みが完了。
アフラックの契約内容通り、正確に給付金が支払われました。外資系企業は契約条項を厳守するため、安心感があります。
さらに2通目の通知も届き、証券番号が異なっていることから追加契約があったようです。その結果、診断給付金50万円×2、入院給付金46.5万円×2で合計193万円が支払われました。12/20頃に退院を想定し、在宅療養給付金20万円×2と入院給付金1.5万円×20日×2でさらに100万円が加算され、総額333万円となります。
ジブラルタ医療保険も51日分25万円支給。合計で約333万円の経済的余裕を確保できます。ただし、抗がん剤治療が不十分な場合は一部返金になる可能性があります。
介護認定に関しては、要支援1〜2または要介護1〜5まで分類され、サービス内容も異なります。実際の評価は医師・看護師・カウンセラーと連携しながら進める必要があります。
要介護2に認定されれば、補助金19万円のうち1割(1.9万円)が負担。残りは施設費や生活費に充てられます。
結論として、がん保険と医療保険を併用することで、治療費・入院費・介護費などの経済的リスクを大幅に軽減できます。特に高齢者や年金受給世代は、早めに加入を検討すべきです。