OB会での先輩との再会
最近、64歳の退職者である会社仲間に偶然会い、話す機会がありました。
当時一緒だった部署の先輩で、ゴルフを教えてもらった経験もあります。
彼はゴルフ・スキー・テニス・登山・野球・車・酒・女性など、多趣味な人物です。
しかし今は「やることがない」と語っていました。
毎日ゴルフに行けば1回1万円、月30万もかかりますし、スキーや登山、ドライブも毎日できません。
年金が少なく節約生活になると、遊びに使えるお金も減り、結局余暇はほぼありません。
退職者ならではの悩みですが、彼は「自分の資産は1億以上ある」と言っていました。
それでもやることがないという現実を共有しました。
なぜやることがないのか?
多くの趣味は毎日続けられません。
スキーは冬だけ、登山も頻繁に行けず、車でドライブしていると飽きてしまいます。
金銭的余裕がある人でも退職後は「何かをする時間」が増えるため、暇になることがあります。
日本人は働く文化が根付いており、定年後も「仕事を続ける」人が多いです。
私は以前、老後の趣味について考えました(リンク)。
興味がない趣味は長続きしません。仕事を離れたことで時間に余裕が生まれ、何かを見つけるのは難しいと感じました。
私自身の現状
以前は休みの日にテレビを観ていたこともありましたが、今ではテレビを観ません。
家にいるだけでネット検索や本読書、動画配信、ゲームなど何かしらしている状態です。
先週日曜日に2時間ほど「やることがない」状況になり、不安を感じました。
その時、何も予定がなくてもドラックストアへ足を運び、少し精神的な不安を抱えていたように思いました。
退職後は余暇が約3倍になります。
直後は手続きや旅行、ドラマ鑑賞などで忙しくなるかもしれませんが、すぐに再び暇になる可能性もあります。
金儲けをライフワークにする可能性
生活資金に余裕があるなら「成果を期待しない金儲け」を試みるのも一案です。
例えばタイへ定期的に渡航し、国内で需要のある商品を仕入れ、フリマやヤフオクで70%程度の利益率で販売すれば旅費込みで黒字になる可能性があります。
中国・韓国製品よりコストパフォーマンスが高いものも狙えます。ただし仕入れセンスが必要です。
さらに、海外業者と国内業者をBtoBで結びつけて手数料収入を得ることも考えられますが、これにより本当に退職した意味が薄れる恐れがあります。
適度な範囲で始めることで、余暇の充実と副収入の両立が期待できます。