ノートパソコンの新世代CPUでコスパが変わる――レノボと富士通の最新ラインナップを徹底比較
ノートPCにAMD Ryzen 7 2700U・Ryzen 5 2500U、Intel 第8世代i5‑8250Uなど新CPUが登場し、モバイル市場に活気が戻ってきました。特にコストパフォーマンスの高いモデルは注目度が急上昇しています。
AMD Ryzen 7 2700U・Ryzen 5 2500Uの発表
AMDがモバイル向けCPUを刷新し、性能期待値を大幅に押し上げました。詳細はITmediaで確認できます。
Intel 第8世代i5‑8250Uのコスパ革命
第8世代モバイルCPU、i5‑8250Uは価格対性能比が異常に高い。
表(上から4番目)で確認できるように、同等スペックの旧世代と比較して約30%安価です。
レノボが先行したラインナップ
レノボは第8世代CPUを搭載したノートPCを6万円台から20万円台まで9機種以上揃えて市場に投入しました。中でもIdeaPad 320s(13.3”)は11万円で販売され、軽量性と性能のバランスが評価されています。
- 重量:1.2 kg(超軽量基準)
- TDP:15 W(4コア・低消費電力)
- CPU:第8世代i5‑8250U
- 価格:11万円(2017年11月現在)
同シリーズのベンチマークと比較
YOGA 920(15万円)で同CPUを搭載したモデルも高い性能を示しています。詳細はベンチマークサイトで確認。
レノボの製品ラインナップと価格戦略
レノボはThinkPad(企業向け)、Yoga(2-in-1/タブレット)、IdeaPad(クラムシェル)など多彩なシリーズを展開。
IdeaPadでは7xx・5xx・3xx・1xxのシリーズがあり、S付きモデルは軽量化に特化しています。
現時点で第8世代CPUを搭載しているのは520と320sのみ。7系・3系は今年末に登場予定です。
富士通からも注目の軽量ノート
富士通はFMV LIFEBOOK UHシリーズで第8世代i7を搭載した0.78 kg超軽量モデルを発表。価格は15万円台と高めですが、性能と携帯性の両面で魅力的です。
メモリバランスが課題――IdeaPad 320sの8GBモデル
NTT‑Xで販売されているi5‑8250U搭載IdeaPad 320sは、8GB RAMと9万円という価格設定。
通常4GBモデルが主流だったため、8GBモデルは限定的です。
購入ポイントとおすすめ
- コストパフォーマンス重視ならIdeaPad 320s(4GB)を9万円で購入。
- メモリ容量が必要な場合は8GBモデルを検討。ただしバッテリー持ちが5.6時間と短めなので長時間外出用途には不向き。
- 軽量化と高性能を両立したいなら富士通のFMV LIFEBOOK UHシリーズをチェック。
まとめ
第8世代CPUの登場により、ノートPC市場は価格対性能で大きく変動しています。レノボや富士通が提供するラインナップから、自分の用途と予算に合ったモデルを選択すれば、手頃な価格で高いパフォーマンスを実現できます。
購入にあたっては、公式サイトや信頼できる販売店(NTT‑Xなど)で最新情報を確認し、仕様・価格・バッテリー持ちを比較することが重要です。ぜひ自分にピッタリのノートPCを見つけてください。
購入機種レビューは こちら をご覧ください。
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720S 重さ1.14kg i5 8250
12時間駆動 USB-C PD 充電可能
指紋センサー JBLスピーカー
320Sとの差別化はどこなんだろう
価格差と先行販売でしょうね。