退職後最初の1ヶ月は「長く感じた」ものの、時間が加速して過ぎるように思えます。
その理由は生活リズムへの慣れと、やることが少ないために「何もしない時間」が膨らんでいるからかもしれません。
## 退職前後のイメージと現実
普段の生活について
定年後のOBは「暇で困る」とよく言われます。
私も同じようになるのではないかと不安でした。
数日間やることがなく、焦燥感を抱いた時期もありましたが、考え方を変えてからは「暇だ」と感じることが減りました。
新しい生活観は 1日1つのことに集中する です。
仕事中は効率重視で出先に行けば同時にやれることを探し、失敗するとストレスが溜まります。退職後も最初は同じパターンでした。
例:国民年金手続き→郵便局で不在申請→役所で戸籍取得→銀行へ退職金相談
そのあと「これ以上やることはない」と感じ、夜に総括していました。
このような効率化思考が、退職の意味を薄れさせていると実感しています。
ゲームでも同じです。PS・DSでレベル上げを省略し20時間で終わらせることに満足していたので、仕事も早く終わらせるだけで過程を楽しめず、結果としてやりがいが減少したのではないでしょうか。
## 生活費と日常
家計簿はほぼ予定通り。
ペットボトル飲料は止められず、3ヶ月目までは麦茶に切り替えましたが、今月は三ツ矢サイダーゼロが主飲み物です(1.5Lで120円)。
人工甘味料のリスクを知り、紅茶をガンガン飲むようにしています。
食費は想定より半分程度。
その余裕のおかげで頻繁な旅行も予算内に収められています。
交通費は夏から立秋まで自転車中心でしたが、寒くなると車が主流です。
公共交通機関は必要最低限利用しています。
物欲は減少傾向ですが、Amazonの「欲しいものリスト」に入れても放置するとほぼ買わないことに。
贅沢費は旅行が中心です。
旅行について
過去6か月で訪れた場所:札幌・バンコク・パタヤ・仙台・東京・香港(博多)・苫小牧・クアラルンプール・ペナン。
マレーシアの旅行記は近日公開予定です。
景色を観るより、食べ歩きや街並みを感じる方が好きです。
ただブログにネタが必要なため、無理して観光地も回ります。
福岡とバンコク・パタヤの料理は特に印象的でした。
移住視察として始めた旅行ですが、退職後の「平凡な生活」のメリハリになっています。ただし継続頻度を上げると予算が逼迫します。
移住について
旅行で見た土地に移住せず、現在の場所で隔月2週間ほどゆっくり旅する方が良いとも考えています。
しかし、秋冬の寒さを避けるため常夏国への転居も視野に入れています。
選択肢はタイとマレーシア。
為替・金利・生活物価・不動産投資環境など総合的に考えると、今はマレーシアが有利です。
タイは過去の為替レートが良かったものの、マレーシアの金利優位で3000万円程度を預金すれば生活費を賄えそうです。
一方で国内株高とファンドへの投資も検討中。日経平均の変動や政治ニュースに敏感になっています。
資産ポートフォリオについて
約30%がファンドへ投資。
上昇し続けることを期待していますが、手数料だけ取られるリスクもあります。
利確は20%までで早めに利益を確定したいです。
現在のポートフォリオ:
– 国内・海外ファンド 20%
– 金 10%
– 海外定期預金・不動産 50%
– 日本円(積立保険含む) 20%
円安局面でファンドを処分し、円高が戻るのを待ちたいと考えています。
今年は風邪を頻繁に引いています。
以前は数年に1回程度だったため、体力低下かもしれません。
禁煙後5〜6年間フリスク(砂糖菓子)を多く摂り、喉ぬーるスプレーの使用が風邪予防に効果的だと誤解していたことも一因です。
精神面では仕事時より変動が大きく、時折躁鬱状態になることがあります。
不定期の旅行が気分転換になっているため、無職生活にも飽きていません。
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