マッサージチェアの捨て方

我が家のリビングにはマッサージチェアが鎮座している。

大きな椅子のせいでリビングが狭く感じる。

購入した時期は覚えていないが背面を見ると2009年に製造されているマッサージチェアだと分かる。

マッサージ器ブランドファミリーの製品だった。

価格は約20万円くらい。

楽天で購入したはずだが履歴が古すぎて詳細は不明。

当時腰痛持ちだったので購入を決めた。

基本肩は凝らないのだが何かあると腰にくる。

その1年後に近所にマッサージ店がオープンし週1で通うようになり次第に使わなくなり上にものを置く高級な椅子になった。

そして退職前にマッサージ店に年間20万円以上つぎ込んでいるので節約のためやめた。

だからマッサージ機が日の目を見るかと期待したが退職してストレスが無くなったせいか首肩腰のどこも痛くない。

仕事が原因だったのは間違いなさそうだ。

そうなるとマッサージチェアは無用の長物になる。

ソファとして使うにも我が家のサイズには合わない。

かわいそうだがドナドナしよう。

捨て方はいくつかある。

  1. 粗大ごみ
  2. 有償回収業者
  3. 出張買い取り業者

自分の地域だとマッサージチェアは粗大ごみで出せる。

かかる費用も500円(地域によって異なるので注意)

自治体に連絡してごみ処理券をもらい所定の日時に所定の場所に置いておけば引き取ってくれる。

しかし大人ひとりで本格的なマッサージチェアを運ぶなど無理だ。

無理に頑張ると手術した跡が悪くなる。

次に回収業者だ。

トラックでアナウンスしながらやってくる回収業者もある。

無料で引き取るといいながら難癖つけて金を取る悪徳な業者もいるらしいので使わない。

全てではないと思う。

電話で依頼する場合は見積もるので費用がよくわからない。

これも足元を見てボラれる可能性がある。

そこで電話で見積もって貰ったのが全国展開している出張サービスありのリサイクル店だ。

電話で型番や年式を伝えたところ値はつかず引取費用がかかるらしい。

マッサージチェアは製造後4〜5年迄なら商品価値があるがそれ以降は無理だとこの店舗では断られた。

ついでに使っていない2010年製ダイキンの遠赤外線ストーブも引き取ってもらいたかったがこちらも引取り費用がかかる(´゚д゚`)

高い製品でほぼ使っていないのでピカピカで問題なく使えるのに古いと引き取れないようだ。

便利屋を1時間頼んで自分とふたりで粗大ごみ置き場まで運ぶのが一番安い気がした。

最後に念の為マッサージチェア専門の中古業者があったのでそこにWEB見積もりをした。

何とか引き取って欲しいので外観の写真とりまくってグーグルドライブに入れてコメントエリアに共有リンクを貼りまくった。

このサイトのWEB見積もりに画像を貼る機能などない。

こんな場合にもグーグルドライブは大活躍だ。

クラウドストレージのDropboxブライベート用、グーグルドライブは共有用と分けて利用している。

直ぐに見積もる結果が出て価格ゼロ円、引取もゼロ円とオファーがあった。

但し正常可動することが条件だ。

部品取りじゃなくて売る気みたい。

迷わず依頼した。

念の為に電源を入れて使ってみたら普通に揉んでくれるので大丈夫だ。

何が大変かといえば搬出の動線確保だ。

購入してから8年の歳月がマッサージチェアが旅立つ行く手を阻むのだ。

1時間ほど動線上の荷物を片付ける。

引取時間は有無をいわさず朝8時だった。

タダで引き取ってもらうので文句は言えない。

やってきたのは二十代の青年とガタイのすごい黒人さん。

入れるときには難所がいくつかあったのだが凄まじい力で持ち上げて難なくクリアした。

時間にして1分少々。

そしてマッサージチェアは秋の朝に引き取られていくのだった。

ドナドナドナドーナ♪

新しい家庭で仲良くしてくれ!

そして残ったのは広いリビング(^^)


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