バンコクの困ったところ

先日なぜバンコクに足を運んでしまうか好きなところをまとめた。

今度は言葉が通じない、通貨が違う、外国人が多い、暑いなど海外の常識は除きもう少しなんとかならないかバンコク!という点をまとめた。

下見をせず数日の観光で気に入りタイに移住している人も書籍やネットなどで見受けられる。

移住したものの悪いところが目について耐えきれず帰国なんてこともあるようだ。

自分の場合は短期滞在でタイ人のマンペライな性格について分からないところも多いが移住視点の旅行で気がついたことをまとめた。

空気が汚い

どれだけ汚いかといえば国から危険喚起が発表されるほど。

バンコク南郊サムットプラカン県プラプラデーン郡162などで、ほぼすべての観測地点で「健康への悪影響が始まる」とされる100を上回った。

中略
バンコク首都圏の大気汚染の悪化を受け、プラユット首相は14日、天然資源環境省、内務省、保健省、バンコク都庁といった関係機関に対し、緊急対策をとりまとめるよう指示した。当面の対策として、人工降雨、マスクの配給などを行う方針だ。

国からマスクが配布されているが実際はつけている人は少ない。

(ニュースに人工降雨なんてあっさりとすごいことが書いてある)

風邪など感染症でマスクを付けない

日本だとエチケット違反だがタイではマスクが高いのか売っていないのか風邪でゴホゴホしていてもマスクをつける人を見たことが無い。

電車の中でやられると逃げようがないので最悪だ。

風邪を伝染すのは暴行罪より重い罪と考えている人間なので風邪でマスクをしないなんてあり得ない。

南国なので風邪なんてと思うが乾期は咳をしている人が多い。

運悪く自分自身もタイで拾って引いたことがある。

大気汚染でつけているのは中華系が多い。

あ奴等は自国で大気汚染のヤバさを理解してるんだろう。

自動車優先社会

タイに限らず東南アジアは車やバイク優先社会だ。

日本のように歩行者優先なんてのほほんと歩いていると轢かれる。

轢かれても大した保証はされない。

ニュースによると加害者側が金持ちで警察に賄賂を送って示談で済ませる人もいる。

死亡しても示談額は安い。

タイに限らず東南アジアでは人の命が安いのだ。

これは常識かも。

あと中国人のタイでの暴走も目立ってきている。

ダニの繁殖が早い

民泊でダニと戦っていた。

防ダニグッズが少ない割にダニの増殖が日本の比ではない。

敏感肌は苦労する。

水道水が飲めない

こちらも常識の範囲だが飲み水は全てペットボトルになる。

その代わり500mlのミネラルウォーターが7バーツ〜と日本の六分の一だ。

為替換算で24円。

物価換算だと日本で約70円で販売しているようなものなので地元人でも安い。

料理やドリンクの氷に水道水を使っている可能性も高い。

料理は火が通っているからいいが氷を大量に使っているタイのスムージーなどは飲み過ぎるとお腹を壊すかも。

一部物価が高い

日本でお馴染みの海外チェーン店の物価が高い。

マクドナルド、スタバなど海外チェーンや日本からの参入飲食チェーン店はほぼ日本の価格かそれより高い。

このあたりがタイの総合物価を押し上げている。

全て高いわけではなく戦略なのかKFC、かつや、やよい軒あたりの一部メニューはリーズナブル。

そして海鮮品は飲食店でもスーパーでも日本より高いものが多い。

海に囲まれた国なので海鮮の宝庫と思われがちだが獲っていないものは輸入に頼る。

ティラピアみたいな川魚などは安いがイカ、大きめのエビ、タコ、サーモン、マグロあたりは輸入や輸出特産なので高級品になっている。

電気代は管理会社や大家の上乗せがあるようで単価がまちまちだ。

日本の共益費の代わりになっているのかな?

政府基準3.8バーツ/Uに対して6バーツ/U以上と開きがあり政府基準のアパートなら日本より安く感じてその倍だと高く感じる。

アパートの電気代上乗せが一般的でコンドミニアムの上乗せは少ない。

家電製品、スマホの価格も少し高い。

日本のネット通販が叩き合いの末に安すぎるだけなのかも。

フィリップスは分かるが日本じゃ見向きもされない韓国製、中華製の家電製品が高級品として売られているのに違和感があった。

iPhoheは精巧な偽物もあるようなので購入時はアップルストアが正解だろう。

天気予報がテキトー

日本の天気予報が正確すぎるため?

それにしてもタイの天気予報は当たらないw

温度、湿度も発表と体感でズレている。

日本の天気予報の精度を期待してタイ観光旅程を組むと腹が立つ。

降水量が多い

雨はドバーと降ってやむ。

基本降水時間は短い。

雨季ドバーが長くなると冠水する。

たまにはシトシト降ることも。

袋が開けにくい

日本も昔そうだった。

お菓子や加工品のパッケージを開けるのにハサミがないと辛い。

日本が特殊で開けやすい企業努力に慣れてしまっていたのかも。

大した問題ではないが結構気になる。

交通網が弱い

バンコク中心地はBTSやMRTや延伸や新規路線が開発されており移動に便利だ。

逆に遠ければ空港から空港にフライトできて日本と変わらない利便性がある。

スワンナプーム国際空港なら空港線の電車がとても快適だ。

ドンムアン空港だってMRTと定期バスを乗り継げば渋滞時以外なら1時間もあれば到着する。

バス、ロットゥー、国鉄を使うその中間が時間的に遠い。

国鉄に特急クラスの鉄道があればかなり便利になる。

やはりバイクか車があった方がいいかな。

タバコがまずい

タバコはやめたので分からないが以前一緒に旅行した連れがマズイといっておりネットでも同様の意見が見受けられる。

日本と同じ銘柄でもかなり味が違うので喫煙者には辛い国かも。

それともJTの品質が素晴らしすぎるのかな。

トイレ

お尻を水圧で洗う名残がありどこのトイレにも蛇腹の水道が横についている。

そしてほとんどのトイレにトイレットペーパーもついているので最近は問題ない。

ただ便器の流れ方に癖がある。

日本の場合はトルネードで上から下に水流を作り汚物を下水に送るが、タイだと一旦水流をボコっと持ち上げてから吸い込むようなタイプが見受けられる。

だから蓋をして流さないと汚物が体にかかる危険あり。

チップ

チップで生活している人もいるので渡さないのは悪い。

マッサージ、ホテルフロント、ベッドメイク、レストラン、タクシーやバイタク(基本不要)、散髪

サービスによっていくらにするか悩むチップ。

某隣国の観光客のようにチップを渡さないという選択肢は人であるならできないだろう。

チップは気持ちと云うなれど日本に風習がないので高すぎるともったいなかったと思い安すぎると恥ずかし〜!と考えてしまう日本人。

最後に

不便や高い製品を紹介したが生活品であればおしなべて安い。

フードコート、屋台、果物、野菜、鶏肉、加工品、ミネラルウォーター、生活品、嗜好品の大半は安い。

ただ日本の三分の一の物価といわれているがバンコクだと二分の一以上まで高騰しているんじゃないかと体感している。

物価上昇中のバンコクでもまだ日本より安く生活できる。

東京の生活費をそのまま持ち込んで日本よりいい暮らしをしたり一般的なタイ人と同じ生活をして安くするとか身の丈にあった生活を選べるのががバンコクだ。


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