血管年齢を計測したら悲惨だった ~ 血管年齢検査を受けよう

高脂血症治療薬を処方してもらっているクリニックで3月頭に血管年齢検査をした。

そのクリニックだと糖尿病患者は健康保険適用だがそれ以外だと自費だ。

血液検査だと糖尿の境界型になってしまうが治療を受けていないので自費検査とした。

30代の頃に簡易検査で血管年齢は+20歳と医師から告げられた記憶がかすかに残っている。

あれもスタチンを飲み始めた一因になっていた。

40代の頃にも+20歳と評価されていた記憶がある。

ただこちらは血液検査で言われたので信ぴょう性があるかはよく分からない。

退職後にイオンに設置してある血管年齢測定器で30代と評価された。

少し嬉しかったがあれは端から信じていなかった。

それ以降血管年齢を計る機会も勇気もなかったがスタチンで副作用を起こしたのをきっかけに血管年齢とも向き合っていこうと年に一度自費で検査を受けることにした。

以前に血管の詰まりを頸動脈でエコーしながら検査された記憶があるのであんな感じかと思ったが全然違った。

血圧計が4つくっついている医療機器だ。

足首と二の腕に血圧計の圧力がかかる奴を巻いて胸と指に心拍計の端子をつないで横になって計測する。

仕組みは腕と足の血圧の差と血管内に流れる血液の速度で血管年齢を推定する機械だ。

時間は看護師さんより5分位とのことだったが実際は約3分だった。

四肢を強く掴まれた感じで計測するが耐えられないほどではない。

でもお年寄りで体調が悪いと少し辛いかも。

思ったよりも血圧が高く出てしまうのではないかと心配したし実際に普段よりも高めの血圧だった。

それもコミコミの計測なのかも。

計測後に医師に呼ばれて説明を受けた。

医師によると約60歳の血管年齢らしい。

グラフを見ながらショックを受けていると血管年齢が高い場合に重要なのは高血圧と糖尿病にならないことだ、と説明を受けた。

血圧、糖尿共に境界線上なので嫌だな。

グラフをあとでよく確認すると自身のbaPWVと呼ばれる計測値が正常値に収まるのは60代後半だ。

医師はショックを和らげるため60歳くらいと説明してくれたがグラフを見ると70歳に近そう。。。

この機械は明確に血管年齢を表示しているわけではないが実年齢+15歳というところ。

これまで+20歳と宣告されてきたのでスタチンを飲み続けたおかげで5歳程度進行を遅らせていたかもしれない。

それでもこの歳で血管年齢が66~67歳と宣告されるのはきつい。

このまま年相応に欠陥も老化していく場合66歳で血管年齢が81歳で日本人男性の平均寿命を迎える。

もし20代後半頃から投薬治療していればもう少し引き延ばせていただろう。

(繰り返しになるが家族性高脂血症ではない健康なのに肥満になり高脂血症の人が優先すべきは投薬ではなく運動と食事療法。お間違いなきよう。)

過去を悔やんでも仕方が無いので今後は血管年齢が老化しないように何かしたい。

ただ血管によさそうなことはすでに大抵のことはしている。

  • 禁煙(歴18年)
  • 減塩
  • 血圧チェック
  • カロリーコントロール
  • コレステロール対策食
  • ダイエット
  • ウォーキングと軽い筋トレ

減塩などは元々塩辛い料理が苦手なのでサラダには何も掛けずに食べるとかラーメンのスープはもちろんみそ汁は一切飲まないなんて当たり前。

むかしポテトチップスなどをパクパク食べていた時ならいざ知らず今は一日塩分6g以下は余裕で守られている。

足りないくらいじゃないかな。

さあこれ以上どうしよう?

効果がありそうなのは運動をもう少し増やすのがよさげなのでコロナが落ち着いたら頑張ろう。

それよりなにより副作用が出ないスタチンが見つからないと定期的にCTで血管内のプラークをチェックしてヤバくなったら血栓溶解剤でも飲むしかないんだろうなぁ。

あれも副作用が大変そうなので他の方法を探したい。

皆さんもコロナが落ち着いた頃にでも近所のクリニックで血管年齢測定ができる機械があれば是非受けてみましょう。

費用は自費で千円前後です。


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