千円で中国茶を飲んでみた

お茶といえば麦茶だ。

一時期カフェインが摂れなかったのでノンカフェインのお茶を飲む習慣がそのまま続いていた。

コーヒーもスタバでデカフェを頼んでいた。

それから時が経ち持病も落ち着き今では普通にカフェインを摂っても問題がなくなった。

かなり前から普通のコーヒーを飲んでいる。

投資として海外の古銭に興味を持ち中国関連で中国茶にも興味が出てきた。

数年前に台湾の九份のお茶屋に入りたかったものの連れが強硬に断ってくるので諦めたのを思い出した。

中国の桂林は間違いなく高級茶を嗜みそうな連れといく予定だったが自身のガンが発覚してキャンセルになってしまった。

2回目の台湾旅行はポタリングが楽しくてお茶屋を探すのすら忘れていた。

つくづく中国茶には縁がない。

そして万を持して中国茶を買ってみた。

もちろん茶器なんて持っていない。

そこで百均のダイソーで急須と茶杯っぽい湯呑みを揃えた。

お茶を蒸らす茶碗は茶杯と共用だ。

茶器は合計330円だ。

お茶を飲むのに形など後から考えればいい。

そして肝心のお茶は初心者らしく安渓鉄観音烏龍茶にした。

価格は600円で50gだ。

それでも普段飲んでいるお茶とは比較にならないくらい高い。

これでご家庭の日常やオフィス用らしい。

茶器とセットで930円。

身の丈に合っている。

早速開封して茶葉をチェックしてみた。

粉っぽい茶葉と思っていたが結構大きな葉っぱが丸まって入ってる。

香りは思ったほどなく緑茶のようだ。

湯飲みを茶碗代わりに温めておき茶葉をスプーン2杯入れて熱湯を注いだ。

上から同じ湯飲みを被せて1分蒸らす。

蒸らしたお茶を急須に移す。

葉っぱが大きいので残ることなく移せた。

そして急須から蓋に使っていた湯飲みに注いで出来上がり。

飲みやすいお茶だ。

烏龍茶と言われないと緑茶と何かの銘柄のブレンド茶かと思う。

緑茶ほど苦味もなくスッキリしているので後味がいい。

匂いは緑茶と違う。

そしてペットボトルの烏龍茶とも違う香りだ。

緑茶に比べると渋みが少ないので確かに普段飲みにいいかもしれない。

ただランクとしては低いグレードのようなので香りが弱目だったのかも。

もう少し香りが強いとよかった。

三杯ほど急須にお湯を注いで飲んでみたがやはりもう少し高いお茶を買った方がよかったかも。

その後に茶葉をスプーン3杯で淹れてみたが増やせば香りが増すわけでもなさそうだ。

持病でカモミールやレモングラス、ローズヒップなどのハーブティーを毎日飲んでた時期があった。

渋みと苦味が少ない分お茶よりもハーブティーに近い感じがする。

淹れすぎるともちろん苦味も出てくる。

夏はそこそこ水分を取るが冬は水分摂取量が少ないからコーヒーに比べて量が飲めるのはいい。

ただコーヒーに優先してこちらを飲みたいかといえばそれほどでもない。

もう少し高いグレードの茶葉を買えば嗜好も変わるかもしれないが好きで飲んでるセブンのブレンドコーヒーや業務スーパーのキリマンジャロの10杯以上の価格になってしまいそう。

中国茶を一通り試してみるつもりだったがこれ以上のお金を出せば玉露すら買える。

高い中国茶よりも日本の新茶や玉露などを試した方が安い割に満足度も高いかもしれない。


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