食費が男性単身者平均の半分近くなっていた

2022年1月25日の時点の月の食費が1万7千円を割っている。

実際月末には数千円のケチりのために現状のクオリティを下げたくないので2万円中盤までいった。

あと6日だったのでうまいことやれば月の食費が2万円を切ることも視野に見えてきた。

食費4.7万円が50歳代単身者男性の平均なので約半分だ。

(政府統計家計収支より)

ただ大抵の50代はまともに職について働いているので外食が多い。

自分の環境に近いのはどちらかといえば定年退職した60歳以上単身男性で平均は4万円らしい。

それに比べてもかなり安くなっている。

一昔前は価格も気にせず外食を朝昼晩だったので10万円近く使っていた。

そこからランチの一部を社食にしたり夕食の一部に自宅でお惣菜を絡めて7万円くらいに切り詰める。

一般的には切り詰めたとは言わないが自分の中ではそう。

退職直前で節約しようと5万円台まで下げて退職後に外食を極力減らしたり食材をまとめ買したり冷凍を活用したりで2万円台まで下がってきた。

10万円当時の食生活と比べても自炊メインの2万円台の現在でもそれほど貧しい感じはしない。

外食に比べて自炊は食材が良くなっている代わりに料理人が専門家から自らに代わって腕が下がっているので差し引きでゼロに近いかな?

ただ中華だけは火力が命なので外食の方がうまい。

あと酢飯作って寿司握るのも大変なのでこちらも外食だ。

5年間の食費の推移をまとめてみた。

まずは年間食費の推移だ。

無職になった2017年から2021年は30%弱しか下げていないが2021年後半から今年にかけてであれば40%近い食費削減になっている。

2016年以前は家計簿がないのではっきり分からないが朝は喫茶店でモーニングコーヒーかガストの朝食、昼は社食か普通に外食でランチ、夜は外食かお惣菜をスーパーで買って自宅で食べるのが中心で月7万円は使っていたと思うのでx12ヶ月で84万円とした。

アルコール代は別だ。

それでも当時は高給取りでエンゲル係数10%以下なので問題はない。

仕事に就いていた頃に比べるとこの5年間で食費は半値以下になっている。

ここまでどのように削減してきたか軽く考察してみよう。

各年度の食費内訳になる。

アプリの都合で凡例が飛んでしまっているけど青っぽいのがお菓子やペットボトルなどの飲み物、弁当などでピンクがカフェ代だ。

まずは年の6末に退職した2017年の食費内訳から。

毎月記録しているブログ上の家計簿の食費とは若干ずれている。

これはスーパーで買い物をして日用品もそのまま食費に計上して、後に気がつきスマホの家計簿は修正するがブログ上の家計簿は面倒なのでそのままにしているため。

こちらがより正確だ。

この年は前半は働いていたので朝昼は外食、夜は外食とお惣菜とたまに自炊という割合で昼夕の外食費用が圧倒的になっている。

更にこの前年になると外食がほとんどだ。

但しダイエットのために毎日鶏肉料理を自炊していた時期もあったが1年弱と短期間だった。

2016年以前は家計簿がないので正確にはわからないが夕食に1000円以上は使っており時折お惣菜を買ってきて食べるので平均で800円あたり。

昼食がランチ900円か社食の400円なので平均600円くらいで朝食はガストか喫茶店のモーニングで300-500円ってところ。

更に飲料水はスタバに平日毎日1回通ってお茶かジュースのペットボトル1〜2本が普通だった。

そういえば当時はカフェインがダメでスタバで高い飲み物ばかり頼んでいた。

昔の記事から引用

例えば今年の夏はスタバでマンゴーパッションフランペチーノのグランテばかり飲んでいた。

自宅や会社で飲む飲料はペットボトル2本、瓶ジュース、紙パックである。1日の取得水分量としては十分で体に優しいが財布には優しくない。

まず朝に烏龍茶のペットボトル1本、昼にデカビタ1本、午後カロリーゼロコーラ、帰ってコンビニで紙パックの烏龍茶か麦茶で、会社の自販機は安めに設定されているとはいえ平日は500円使っている。

土日は200円程度なので月1.2万で喫茶代と合わせると3.2万円にのぼる。

そうそう夕食代よりカフェ&飲料水代が高かったんだ。

飲み物代をブログ始めた当初に手をつけて削減したのが正解だった。

あとお菓子は当時食べていたかあまり覚えていないけど差し入れでよく買ってたな

当時7万円ではとても足りてないか…

2018年は年間丸ごと無職なので前年後半から徐々に夜は自炊を増やしていく。

ただこの頃も夕食は何割か外食であり昼はほぼ外食だった。

それでも前年に比べて食材費の比率がどーんと増えたのがわかる。

あと昼ごはん横のピンクのカフェ代が5%からほとんどなくなっているのがわかる。

2019年は2018年と割合に大差がない。

それどころか食料品の比率が少し減っている。

濃いパープルの夕食費に至っては増えてしまっている。

おそらく旅行中の夕食が高めだったのだろう。

2018年と2019年の外食比率は下がっていないので食料品にかかるコストが下がって若干支出が安くなった。

前年と比べて総額はほとんど変化がないものの比率が大きく変わっている。

これはコロナ禍の影響が大きい。

グラフでもわかりやすいように外出が減り外食が減った。

その一方で自宅で美味しいものを食べようと食材費が上昇している。

同じくコロナ禍で前年より一層外食が減った。

そして支出もガクンと下がっている。

2018-2020年の間横ばいだった食費が2021年で大きく下げている理由を考えて昼の外食の頻度低下だと2年間の頻度と費用を並べてみた。

2020年 119回 80758円

2021年 93回 51127円

しかし想像より外食の頻度自体は減っていなかった。

一回あたりの平均ランチ代が678円から549円に下がっているのがポイントのようだ。

2020年は800円台のランチを織り交ぜていたが2021年は回転寿司で5皿と汁物でクーポン使って500円かスガキヤで400円台か近所の博多ラーメン700円のみになった。

冷凍食材の有効活用して下がったつもりでいたが2020年と2021年の食料品の費用は横ばいなので自炊で頑張ったところで大して影響はない。

それより大きいのは外食をいかに減らすか、若しくは外食で安いものを食べるかにかかっている。

何せ外食の価格の内訳の7割以上が人件費なので単純に自炊と外食では同じものを作ったとしても約3倍の費用がかかる。

当たり前だ。

前述の通り違いは作るのが料理人か素人かだ。

それでも圧力鍋やコンベクションオーブンなど調理器具を活用すればその差は縮まる。

昔外食で10万円使っていたのが自炊で3万円に変化しても食生活が貧しくなった感じがしないのは自明の理だ。

食費を下げるのは自炊率を上げること。

誰でも分かっていることだが改めてこれに尽きる。

  • 喫茶店はお出かけの休憩所で普段のコーヒーは家で飲め
  • ペットボトルやベンディングマシンを買わない工夫を
  • 弁当を織り混ぜ自炊率を上げていこう
  • 格安スーパーをジャンル毎に何店舗か利用しよう

自分がやってきた食費削減はこれくらいだろう。

ここから更に下げるのは食材コストを下げていくのでこれまでの食事のクオリティを落とせるか?という命題が突きつけられる。

とりあえず自分の場合は食材を落としたくないのでここまで。

あと食材費がエネルギーを含む海外材料価格高騰や円安などで昨年末から徐々に高騰している。

ほぼ毎日買い物をしているのでヒシヒシと感じている。

それに細かいところで例えば回転寿司屋の海外進出成功も実は影響がある。

タイなど東南アジアならまだしも日本の10倍の人口の中国で本格的に寿司ブームなど起きたらひとたまりもない。

マグロやイカやエビやサーモンなどが東アジア海域で奪い合いになり今より高騰して日本人の口に入らなくなる。

マグロや鰻の高騰は周知だが最近生イカも最近は手が出せないのでかなり騰っている気がする。

赤魚あたりも変に高い気がする。

逆にエビが以前より安くなっているのはインドネシアあたりのおかげかな?

寿司の世界進出が与える影響ってスシローとかそれを理解しているんだろうか?

今のところ国内産鶏肉と豚肉はまだ価格が安定しているからいいもののそのうち魚だけではなく外国産牛肉あたりも高騰しそう。

昨年はこれからの食糧問題を考えるとかで昆虫食が若干流行っていたようだがそのうち冗談でもなくなりそう。

でも虫なんか食べたくないので生きているうちは勘弁してもらいたいw


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