ASUSChromeBookC100PADB02を5ステップで評価

さあ、アサスのクロームブック C100PA DB02(クロームブック フリップ)が届いたので開けてみよう。

[ポータブックかChromeBookか、さあどっち?](https://www.retire49.com/2016/12/17/post-824/)の購入記を確認してほしい。

■目次
[1.開封](#i1)
[2.五日間使ってみた感想](#i2)
[3.手持ちのipad mini4と比較](#i3)
[4.不満点](#i4)
[5.まとめ](#i5)

1.開封

アメリカ版アマゾンはいい感じ。小さい段ボール箱で送られてきた。

日本版アマゾンならさらに大きな段ボールを使うのだろうな。流通コスト削減狙いだけどユーザーは困るよ。

アマゾンが高慢だからヨドバシにも頑張ってほしい。ダンボールを捨てるのに苦労するけど、今回は小さくて処分しやすい。

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開けてみるとアサスのロゴ入り段ボール箱。安っぽいけどコスト削減で価格を抑えているようだ。

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さらに開封すると、本体に保護紙が貼ってある。いいね。

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C100が現れた! 質感はなかなか。軽い感じだけど実測890gだ。

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開梱すると綺麗なキーボード! 指数打てもブラインドタイピングでも快適。Windowsとのキー配置差は慣れれば問題なし。

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付属品は電源アダプタのみです。コネクタタイプは専用で、外での充電には注意が必要ですがバッテリーが約10時間持つので大丈夫。

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2.五日間使ってみた感想

機能面はクロームとアンドロイドアプリ対応。外観はアルミ素材で価格3万円台のわりに高級感がある。

閉じているときは上品だけど、キーボードは安っぽさを感じます。サイズは小さいが打ちやすさは想像以上。スライド式キーボードより安定して使える。

Windowsとのキー配置差はALT+Ctrl+?で確認可能。Windows10ほど煩雑なアップデートがないので使いやすい。

ブラウザとエディタがあればほぼ全てに対応しますね。タッチパッドはノートPCの中でも最上位クラスだけど慣れるまで苦手だ。

タッチパネルやマウスを使うのが良さそうです。Android版エディタ『Simplenote』を試してみましたが、メールアドレスでシームレスに共有できるので便利です。

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Simplenote

開発元:無料

posted with アプリーチ







20年以上前に最初に使っていたノートPCが台湾で買ってきたWindows3.0(3.1じゃなくてかなりレアだった)の英語キーボードだったからかな。

多分そんなことは関係なくローマ字入力している人なら普通に使えると思う。

日本語、英語の切り替えはctrl + Space だけどすぐ慣れる。

実際に文字を入力していて気がつく。

カーソルキーのリピートが効かない。

文字を書くとき結構カーソルキーであちこちに動かして書き直す癖があるのでカーソルキーのリピートがないとつらい。

他のアプリも同じなので現状のChromeBook上で稼働するアンドロイドの仕様なのだろう。

もちろんChrome拡張機能のエディタであるTEXTではカーソルキーのリピートが普通に使える。

しかし今度は文字変換の候補が文字の真下に表示されて文字が隠れて見難くて仕方がない。


文節が長いとどこまで書いているかよくわからない。

これはTEXTアプリで発生するがGoogleドキュメントでは正しく表示されているのでアプリケーション依存の問題だろう。

一方アンドロイドアプリでも文字変換時オリジナルは綺麗に表示されている。

保存は Simplenoteを使って書き込みは TEXTを使おうか、それとも Simplenote を使おうか、両方でしばらく文字入力したがTEXTよりはSimplenoteがましだがカーソルキーのリピートが使えないのは慣れない。

だからブルートゥースマウスも併せて持ち歩くことにした。


この手のマウスは押し入れに転がっているので単4エネループを入れて復活させた。

マウスのホイール併用すれば自分の場合普通にPCで文字入力しているのと変わらない。

あとパワーオフは電源長押しで、ログアウトされてホワイトアウトして電源が切れるまでの演出がいい。



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3.手持ちのipad mini4と比較

全くタイプが違うが一番使用頻度が高いガジェットでC100を使うか使わないかはiPadとの競合になる。

音についてはyoutubeで高音質のクラッシックで比較したところ低音はipadの方がかなりいい。

高音は同じくらいだがC100の方が少し気に入らない。

解像度はiPadが2048×1536に対して1280×800とかなり低いようだがIPS液晶のおかげか視野が高くそこまで差があるようには感じない、とても見やすい。

文字入力やネットで調べものとかYoutube見るくらいなら十分。

バッテリーの持ちはほぼ同じかC100の方がいいかどちらか。

起動時間はiPad はスリープ状態から画面オンしてるだけなので比較にならない。

そこでポメラDM5と比較してみたところポメラが2.6秒に対してC100PAはパスワード入力終わって使えるまでが16.8秒。

これでも少し前のPCより確かに速いのだが最近のタブレットのWIN10とさほど変わらない。
ふと思い立ってメモをしたくなるならiPadを選んでしまう。

C100をタブレットタイプに変形させて使ってみたが重いのと裏面にキーボードがあるので気になって使いにくい。そこでポメラDM5と比較したところ、ポメラが2.6秒に対しC100PAはパスワード入力を完了してから実際に利用可能になるまでの時間が16.8秒となった。確かに少し前のPCより速いものの、最近のタブレット(Windows 10搭載)とほぼ同等の速度だ。

メモを取る習慣があるならiPadを選ぶ傾向が強い。C100をタブレットタイプに変形させた際には、重さと背面キーボードの存在感に苦手意識を感じた。一方スタンド型はYouTube視聴時に便利だが、現時点で外出先での動画再生機会はない。

自宅ではローソファやローベッドが主流なのでiPad中心で利用する傾向がある。机と椅子があれば確実にC100を選択するが、外出時は既に無意識にC100を使い続けている。

4.不満点

  • アンドロイドアプリのカーソルキー操作がリピートしない。
  • 起動後、日本語入力時にIMEを呼び出す際に毎回1-2秒のプチフリーズが発生する。
  • 設定やウェブサイトでの読み込みエラーが頻繁に起こる。自宅内でも安定した回線環境下でも問題が発生する。
  • タスク切り替え時にアンドロイドアプリから他のアプリへ移行しようとするとOS再起動が必要になる。
  • iPadのようにスリープモードで運用すると、Bluetoothマウスの再接続が失敗しやすい。
  • 外部カメラがないため、チョットした撮影(ブログ投稿用)はiPadやスマホの方が適している

5.まとめ

数多くの不満はあるものの価格を7千円上乗せし4万円にすれば低価格ノートPCが購入可能。しかしC100の外観デザイン、キーボード触感、液晶表示品質、起動時間短縮性、軽量設計、スタンド型/タブレット型への変形機能などパッケージングは完璧で気に入っている。

マウスを携帯すればブログ作成・編集から投稿処理までiPadやスマホの速度と比較する余地がないほど快適だ。個人的にはブラウザ+Chrome拡張機能+アンドロイドアプリ環境があればノートPC代替機として十分。

不満点の中で外部カメラが追加あれば、スマートフォン/タブレット利用を回避できる可能性が高い。C100は少しおしゃれなカフェで使うのに最適なデザインだ。

**2017/2/1 追記**
税金還付分(1,169円)を考慮し、購入価格が32861円から31,692円に調整された。