新型コロナに罹り、危うく逝きかける 5日目

8/1夜あたりから体調が悪く風邪っぽい症状が出始めた。

喉が痛く身体がだるくて熱っぽい。

初日は37度前半だった。

8/2には熱が38度6分まで上昇して嫌な予感がしてきた。

これだけ一気に熱が上がるのはインフルエンザか新型コロナのいずれかだ。

食糧を買い込んでほとんど寝て過ごす。

熱の割に身体の調子がいい。

ジムにだって行こうと思えば行けるくらい。

8/3も熱は引かずカロナールを飲み続けていたもの焼石に水だ。

そこで昔買った検査薬で検査してみる。

結果はインフルエンザは陰性だが、コロナが陽性に近い。

本来はCとT両方線が浮き出ると陽性で、Cだけが陰性でTだけはエラーになる。

正しく読めばエラーだがTもうっすら線があるので新型コロナ陽性にも見える。

ただ日曜日なので病院もやっておらずそのまま家で療養していた。

熱のだるさもあるが喉の痛みが半端がない。

飲み物が飲めないどころか、唾を飲み込むのも痛い。

ただ運がいいことにここまで咳はない。

ほぼベッドの上で過ごして、翌日8/4にかかりつけ医に出かけた。

まずは風邪の症状があることを伝えて駐車場で待って、コロナの検査を受けた。

看護師さんからは、今流行っているということだった。

新型コロナは1、5、8月の季節風邪というのをすっかり忘れていた。

そして15分で結果が出て医師より陽性と告げられる。

それにしてもここ2週間はスーパーか誰もいないスポーツジムにしか通っていないので一体どこでうつされてしまったのだろう?

普通なら感冒の薬を処方するが、年齢が年齢なので薬価の高い抗ウィルス薬を出すこともできると言われて迷わず抗ウィルス薬を処方してもらうことにした。

院内処方はないため薬局で金額を聞いてたまげた。

5日分でなんと26580円だった。

これは自費ではなく3割負担だ。

個人負担分だけで1粒1329円、1日5316円もする薬だ。

その割に効果が微妙だった。

死亡確率を50%低減させる程度でパキロビットの89%に比べて弱い。

ただパキロビットは禁忌が多数あるので、副作用で亡くなられるくらいならコロナで亡くなった方が病院の責任が少ないという観点から好まれて処方されるようだ。

参考

新型コロナウイルス感染症に対する内服の抗ウイルス薬は3種類あります。以下、抗ウイルス薬の比較の表です。薬剤名ラゲブリオパキロビットゾコーバ対象重症化リスクのある患者軽症〜中等症Ⅰ重症化リスクのある患者軽症〜中等症Ⅰ軽症〜中等症Ⅰ用法・用量1日2回 5日間1日2回 5日間1日1回 5日間投与開始日発症から5日以内に投与発...

処方時にはそんなこともつゆ知らず薬局で会計した時に目玉が飛び出しそうになったわけだ。

なお抗ウィルス薬を処方してもらったのにはどうしても10日で治したかったので仕方がない。

医師も飲めば3日でほぼ完治するのではないかという見立てだった。

そして飲み始めの8/4もさらに喉の痛みが増して、身体がぼーっとして、更に不整脈が頻繁に出始めた。

これはかなり危険信号だ。

前日がピークだと勝手に感じていたが、まだ悪化していくのを考えると抗ウィルス薬を飲み始めたのは正解だった。

ただ夜にはカロナールを服用して38度台から37度台で落ち着いてきたのでもしかしたら峠を越えたのかもしれない。

8/5 朝体温を測ると37.2度とカロナールが切れているのにも関わらず明らかに下がっている。

抗ウィルス薬によって多少はサイトカインストームを抑えているのかもしれない。

ただし喉の痛みは悪化しているくらいで水分を取るのも食事をするのも痛みを堪えながら一苦労だ。

この時ほどむかしタイで買ったロキソニン入りトローチが欲しいと思ったことはない。

午前中に横になっていると喉が詰まって呼吸不全になりそうになって危うかったので三角マットで寝ることにした。

体温は36.7度迄下がったが喉が治らない。

このまま体温が元に戻るかと昼食後に測るとまた37度台迄上昇する。

飲み物の誤飲が2回ほど続き咳で体力を失う。

その後も三角マットで寝ていても突然喉が詰まって気動が閉じてしばらく息ができずにやばかった。

家の中を探し回ってカルボシステインとトラネキサム酸を服用しておいた。

主治医も抗ウィルス薬以外に普通の感冒薬も処方してくれたらよかったものを。

熱が下がり気味になってから命懸けになってきた。

風邪のような症状で喉が詰まり息ができないなんて症状は探しても見当たらないのでAIとの分析で以前あった舌根沈下に喉の炎症と体力低下が重なったと考えて仰向けではなく常に横向きになって寝ることにした。

トラネキサム酸はよく効いて普通に水分が取れるようになった。

また体温が上昇して37.7度迄上昇した。

カロナールが切れるとこれくらいの体温を維持しているようだ。

抗ウィルス薬を飲むのがもう1日早ければおさまっていたのかもしれないので罹った曜日が悪かったと諦めるしかない。

意識は普通だし体調も熱の割には良い方で、喉も追加で飲み始めた薬のおかげで辛くもない。

あとは重篤化せずこのまま治ってくれるかだ。

食事のストックがないので完全武装でセルフレジの店で買い物をした。

自転車で走っても体調は問題ない。

レジはタッチペンを持っていき直接触らないようにする。

夕食はちらし寿司で美味しかったので、ここまで味覚障害も出ていないようだ。

ただ体温は37.3度となかなか平熱には下がってくれない。

抗ウィルス薬と喉の薬だけ服用して、正しい体温を知るためにカロナールは服用を中断した。

咳はごく稀にしか出ない。

咳が普通に出るようになって、ウィルスは他者に感染させて種保存を目指すはずなので、咳が出る頃あたりが回復の兆しだろうか?

あと不整脈は頻度が激減した。

やはり抗ウィルス薬を飲んだのが分かれ目だった気がする。

8/5 夜


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