鬼滅の刃「無限城編」、アメリカで歴史的ヒット

批評家から絶賛、興行収入も過去のアニメ記録を塗り替え

大ヒットアニメ「鬼滅の刃」の最新映画『無限城編(Infinity Castle)』が、海外とりわけアメリカで驚異的なスタートを切った。批評家からの高評価に加え、興行収入でも記録を次々と更新している。


批評家・観客からの評価

映画批評サイト Rotten Tomatoes では高評価を獲得。批評家からは「映像美」「圧倒的なアクション」「キャラクターに寄り添うドラマ性」が称賛されている。米 Variety は「前作を上回るスケール感と迫力」とレビューし、Movie Jawn などの映画メディアでも「シリーズファン必見」と好意的に受け止められた。

一方で、「長尺ゆえにペースがゆっくり」「回想シーンが多い」との指摘も一部にあるが、全体としては「アニメ映画の枠を超えた傑作」と評価されている。


興行収入:北米で記録的スタート

公開初週末(3日間)の北米興行収入は7000万ドル(約105億円)に到達。これは、2020年の『無限列車編』の初週末収入(約2100万ドル)の3倍以上にあたり、アニメ映画としては異例の快挙だ。

  • これまでの記録保持者だった『ポケモン・ザ・ファーストムービー』(1999年、3100万ドル)を大きく超え、北米におけるアニメ映画史上最高のオープニングを樹立。
  • 上映館は約3,300館、1館あたりの平均収入は2万ドル超。都市部だけでなく地方でも高い集客を見せ、支持の広がりを裏付けている。

さらに、北米と海外49市場を合わせた初期の世界興行収入は1億7,780万ドル(約2,670億円)に達しており、今後の伸びしろも大きい。


日本にとって「どれほどすごいのか」

この規模の数字を日本の映画市場に置き換えると、その異例さが分かりやすい。

  • 日本国内で『無限列車編』は公開から時間をかけて最終興行収入400億円を突破した。
  • それに対し、『無限城編』はアメリカだけで初週末に100億円超を稼ぎ出している。
  • 日本で言えば「君の名は。」や「千と千尋の神隠し」のような国民的ヒット作でも、ここまでのペースで数字を叩き出す例はない。

まさに「社会現象級」のスタートを切ったと言える。


ヒットの背景

アメリカでの成功要因としては、

  1. 世界的に拡大したシリーズ人気と厚いファン層
  2. IMAXなどプレミアムフォーマットを含む大規模公開
  3. 映像表現への高い評価
  4. 吹き替え版や広範な宣伝戦略
    が挙げられる。口コミ効果も追い風となり、今後さらに動員が増える見込みだ。

今後の展望

アニメ映画としての枠を超え、ハリウッド大作と肩を並べる存在感を示した本作。今後の興行推移は、アニメ映画史だけでなく世界映画市場全体にとっても大きな意味を持ちそうだ。

おーら
おーら
制作会社のufotable格がめちゃくちゃ上がりそう。あとイデオロギーの塊のディズニーアニメを駆逐してジャパニメーションが世界を席巻して欲しい。こういうのって子供の頃の情操教育が一番重要。もうジブリは体力無さそうだし新進系の制作会社がんばれ!かなり厳しそうだけれど、もし高市総理になったらポリコレやら先鋭化した反体制やテロを織り込んだ左派的なストーリーより、家族愛や周りのコミュニティやチームや国を大切にする保守的アニメがこれからのアメリカの子供達には必要だとトランプにアニメ外交して欲しい。


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