退職前後でやっていくべきことをこれまでのブログで検討した内容などからチェックリストにした。
退職手続き、IDカード、保険証、PCなどの返却や業務引き継ぎというどこの会社でもやらないきゃいけない事は割愛し忘れやすい事をまとめてみた。
■目次■
1.年次休暇取得
2.健康で気になる点があれば通院
3.クレジットカード作成
4.退職金所得税準備
5.住民税翌年分準備
6.会社員との退職後のコネクション
7.財産、収入源、収入見込み
8.資産ポートフォリオ作成
9.借り入れ
10.退職後短期中長期計画
まともに仕事をやっていて年休を消化出来るような会社は幸せで、勤めてる会社で年休をまともに消化できている人がいればおそらくその人は会社に不要な人と断定できる。
他の会社でも多くは似たような状態で、給与が高い会社ほどその傾向が強いではないかと推測される。
退職するわけなので残年休を捨てる義理はないが引き継ぎを考えるとまともに取得することができないので、できるだけ辞める前に自分がいなくても成り立つ体制を考えておく事が退職が決まった後の年休取得の近道だろう。
その会社と円満退職をする気がなければ退職届けと必要な処理だけして直ぐに年休に入ってしまうのもできるが、世の中は狭いもので再就職する場合は当然だがしない場合でも後に何かしらしわ寄せが来る可能性があるので飛ぶ鳥跡を濁さずできれいに引き継いでおくのが社会人のマナーだろう。
もちろん勤務形態がブラックでひどい場合はそこまでする義理は全くない。
その会社にどれだけの恩を感じたか、恩があればしっかり引き継いでいくべきだと考えている。
すぐに国民健康保険に切り替えられればいいがお役所相手なので社会保険から国民健康保険への切り替えにタイムラグが発生した時に虫歯で歯がヤバイくらい痛くなってきた、、、いうのはありそうな話でそういう間の悪い人はよくいる。
すでに歯がしみるとか体調不良でおかしいのであれば上の年休を取って病院に行っておくべき。
身体調べて大病が見つかったら退職を一旦回避して休職してまずは病気を治すことに専念すべき。
以前も書いた通り無職でクレジットカード作成は難しくなる。
預金で生活する場合は関係なさそうだが資産のポートフォリオによっては資産はあるものの一時的に現金が足りなくなるケースも考えられるので少額のキャッシングができるカードは作っておいて損はない。
キャッシングの常用を前提なら辞めないほうがいい。
計算式は以前記載の通り。
想定退職金から控除して計算しておく。
勤続年数が少なかったり長くても一定以上もらう場合はそれなりに税金を取られるので資産計算に必要になる。
あと退職金がある程度あり利用目的や当面の投資先が決まっていないのであれば金利の特別いい退職金専用定期預金を利用するのがいい。
そのためには退職金専用定期預金キャンペーンがある銀行口座の作成と条件クリアを事前に終わらせておきたい。
銀行によって条件が違うが例を挙げると公共料金3つ以上その銀行の振り替えをおこなっている、給与振り込みを過去にその銀行で利用している、NISA口座をその銀行で作っているなどがある。
退職後でもできる条件もあるが出来ないものもあるので確認しておく必要がある。
退職した人が翌年口を揃えてこんなに取られるとは思わなかったという住民税。特に翌年収入がないか少ない場合蓄えがないとバカにならない金額になる。
想定するのは簡単で給与明細と賞与明細をチェックして1年分の住民税を累計すればいい。
確か源泉徴収には記載がなかった。
ざっくりであれば年収の約10%らしいが年収が上がると比率は下がる傾向のはず。
人によってはここが最も大切かも。
全く違う業種や二度と働く気がない場合はすべて縁を切って辞めてもいいが、同業他社やその会社の関連で派遣をやろうとしているのであれば情報は多い方がいい。
情報を得るための同僚や後輩とか将来社内で力をつけそうな後輩などはメール交換やLineでつながておくことは大切で”返事はいつでもいいよ”と言いつつ自分からコンタクトを取るようにしたい。
会社で働いていると退職した人の事なんてかまっていられる状況ではないので社員からコンタクトするのは長くて半年が限界でそれ以上はまず無い。
そのため邪魔にならない程度、半年に1回程度の連絡がいいし返事がもらえなくなったらやめるくらいの感覚で何人かとつながっておくと情報が途絶えない。
次に働く予定の人であれば最低6ヶ月の生活費がないのであれば辞めるべきではない。
6ヶ月もてば失業保険も出るだろうし再就職に焦らなくていい。
焦れば条件のいい会社にも勤めにくくなる。それ以前に退職前に次の就職先を決めておくべきだろう。元々危ない会社ならある程度のめどを立てるのが現代のリスク回避だ。
リタイア、セミリタイアする人は現在の資産と退職金、確定拠出年金、厚生(国民)年金の支給額を算出して支出はいくらまで可能か確認する必要がある。想定した支出の生活水準に自分が耐えられるかを考える必要がある。
通貨、株、ファンド、金、不動産、骨董、美術品などあるがポイントは将来の物価と円相場になる。
特に前者で物価が大きく上昇するなら株や不動産がいいだろうし下がるなら円を持っているのがいいかもしれない。
複数の投資商品をバランスよく保有してリスク回避するのが肝要。
これはどの商品が何に強いか弱いか把握して自分で決めるしかない
リタイアする人や次の仕事を探す人が借り入れするのは大丈夫かと心配になるが例えば不動産のそれなりに大きなものを半分融資で半分支払いインカムゲインで生活をと考えている人もいるだろう。
その場合辞める前に借りないと退職後では間に合わない。
店舗などの事業を興すための借り入れも退職前がよさそうだがそもそもそんな借り入れがサラリーマン中に成功するかはわからない。
ただ銀行にとってサラリーマンの信用は案外強いもの。
やめて少しの期間ゆっくりしてもいいがそのまま生活していれば必ずボケる。
そこで短期的な目標と中長期の目標を作って生活した方が張り合いがある。
自分の場合は短期的にはタイに半永住すること。
その為にはリタイアメントビザを取得する。
その前にタイ語を学習するため留学ビザを取りカタコトで話せるようになりつつ半永住する場所であることを見極めてよければコンドミニアム買って住むことになる。
中期的にはリタイアメントの間の不労所得を増やして老後破産しないようにすることと遊ぶための資金を捻出することになる。
あくまで投資によるインカムゲインではなくネットビジネスなどで稼ぎ出す事が目標だ。
そして人間誰でも最後は名誉欲になるだろうから(個人的な感想です)何かしら世の中に名を残したい。
出来るなら文才のないとわかっている自分にでも何か賞でも取れる本でも書ければいいと夢抱いている。