老後に迫るスーパー格差 ― 年金だけで足りない生活費のリアルと対策

近所スーパーの格差が老後生活に与える影響

歳を取ると遠いスーパーへ足を運ぶことが大変になります。歩行が困難な人は車でドン・キホーテの駐車場から降りてくると、周囲から「事故リスクが高い」と指摘されるケースもあります。そのため、高齢者はできるだけ近所にあるスーパーを利用することが推奨されます。

激安スーパーと高級スーパーの価格差

以下はイオン系列「ザ・ビッグ」の店舗で撮影した画像です。特売ではなく、普段の品揃えです。




近所に高級スーパーがある場合、同じ商品でも価格が2倍〜3倍になることがあります。たとえば、グラム200円以上する豚肉と81円の豚肉を比較すると、どちらを選ぶかで毎月の支出が大きく変わります。

年間コストに与える影響

高級スーパーで月7万円の食料品・日用品費があると仮定し、ザ・ビッグでは4万円台で済む場合を考えます。差額は3万円/月=36万円/年です。30年間続けば約1,080万円(≈1000万円)もの差が生まれます。

住居選びのポイント

賃貸で高級スーパーしかない地域に住んでいるなら、近隣に激安スーパーがある町へ引っ越すことを検討してください。最低限の生活をするには「潰れない安いスーパー」が数軒ある場所が望ましいです。大手チェーン店よりも独立系スーパーは経営が安定しやすく、長期的に利用できます。

コストコの活用法

個人的にはコストコで買い物をしていますが、節約目的だけでなく「面白い商品」がないか探しに行っています。ガソリン代や大量購入による無駄遣いは避けるべきです。

コストコは家計に余裕がある家庭向けです。会員になる前に、必要な量と費用をしっかり計算してから購入すると良いでしょう。

最低限の生活をするなら潰れない安いスーパーが数軒近所にある場所へ引っ越すことがおすすめです。
大手チェーン店と独立系スーパーの両方が揃っている地域は、将来の安心感につながります。


おすすめ記事

ためになる記事だと思ったらシェアおねげえします

フォローする